細かいことといわれてしまうかもしれませんが、
たびたびある誤用なので、念のため…

本塁に位置している審判員は「球審」といいます。
「主審」は審判団の責任者であって、球審が主審であるとは限りません。
選手交代を受け付けるのは「球審」の仕事です。

＞hamttさん
＞ルール的にまったくその通りだと思います

とのことですが、どの規則に基づいているのか教えていただけますでしょうか。
公認野球規則で、「メンバー表にない選手が出場した場合」は想定されていなかったと思います。

打順の間違いは細かく規定されていますが、
今回の場合は、代打として通告した選手がメンバー登録されていなかった場合です。
本部が球審にメンバー表にないことを告げたということですが、この本部というのが曲者です。
本部にはどのような権限があるのでしょう。
本部にいた人がどのような立場の人なのか、それがはっきりしないことには何とも言えませんが、
公式記録員の立場であるならば、たとえ打順の間違いに気づいても、

10.01(b)
(5)審判員または両チームの如何なる人にも、その事実について告げたり、
　注意を促したりしてはならない。

とあります。
責任審判員（控え審判員）の立場なのであれば、球審に通知することもありうるかもしれません。
しかし、通常、責任審判員であっても、そんなことを球審に伝えることはないと思うのです。
（責任審判員が口を挟まなければならない場面を見たことがありません）

と考えると、本部の行動は、越権行為といえば越権行為でしょうね。


ともあれ問題点は、間違いに気づいてしまった球審はその後どうしたらよいのかにあると思います。

＞�@確認を怠った主審のミスで、メンバー表と照らせ合わせて代打を認めない

は代打通告のときからA君へ投手が1球投じるまでと考えるのが自然でしょうね。
1球投じた後に審判員が気づいても、過ぎてしまったプレイは黙っているしかないかなと思います。
打撃完了までに攻撃側が気がついたら、代打を訂正すればよいでしょう。

四球でA君が出塁し、打撃を完了してしまったあとに守備側が気づいた場合は、
打順間違いの考え方を準用するしかないだろうな、というのが私なりの考え方です。
すなわち、A君の代打を無効として、A君の打順にいた元の選手をアウト。
A君の代打が無効ならば、そもそもA君に代打が出ていなかったことにも出来るでしょうから、
A君は次のイニングでそのまま守備についてもよいとは思いますが、
交代して退いてしまったことにするという判断も考えられます。
その場合はA君に代わる選手を充てる必要が出てきますが、
退いたことにするかどうかはその試合の審判員の判断で決めるしかないかな、と思います。

次の打者へ1球投じた後になってからでは最早時効ですから、
いずれかが気づいても、A君をアウトにするわけには行かないと思います。
かといってメンバー表にない選手を出したままというわけにはいきませんから、
A君でない、別のメンバー登録されている選手を代走に送るしかないでしょうね。
ついでに打撃記録もその交代した代走者の記録とするのが適当でしょうか。
本題から外れそうなのでひとまずこの辺で。

〔ツリー構成〕

【1868】 選手交代時に 2006/8/28(月)17:38 監督2年目

┣【1869】 re(1):選手交代時に 2006/8/28(月)21:26 hamtt

┣【1871】 re(2):選手交代時に 2006/8/28(月)22:26 SPコーチ

┣【1872】 re(2):選手交代時に 2006/8/28(月)22:37 沼

┣【1873】 re(3):選手交代時に 2006/8/28(月)23:52 フルコーチ ≪

┣【1876】 削除

┣【1874】 すみません、訂正させてください。 2006/8/29(火)10:00 沼

┣【1877】 re(1):すみません、訂正させてください。 2006/8/29(火)16:08 監督２年目

┣【1879】 re(2):すみません、訂正させてください。 2006/8/29(火)21:29 SPコーチ

┣【1881】 そうなんですよね。 2006/8/30(水)10:19 沼

┣【1882】 納得しました 2006/8/30(水)13:35 監督2年目