1643 非接触型の走塁妨害について |
昨日の公式戦後のミーティングでの話題です。 左中間に3塁打コースの打球が飛んだ時、 2塁手が2塁ベース上に両足を乗せて立ち、 左中間の方を向いていることがあります。 打者走者が2塁ベースをまわる際、 2塁手にぶつからないようにするため減速しなければならず、 その結果、3塁でタッチアウト、 または途中で2塁へ引き返したとします。 それがなければ3塁に進塁できていたと判断した場合、 実際に野手と走者が接触していなくても、 走塁妨害を適用するべきでしょうか? 2塁手は走者に背中を向けているので、 わざと妨害したとは言えないとも思える反面、 ベース上は走者の走路なので、 そこに立っていること自体が走路を塞いでいるとも思えますし、 わざと立っているのかもしれません。 規則には「接触したかどうか」には触れないで 「走塁を妨げられたかどうか」となっていますので、 やはり走塁妨害を適用するべきかと思いましたが、いかがでしょうか? また、これが走者なしの時に起きたとすると、 野手の全てのプレイはこの打者走者に対して行われるものなので、 それがなくても3塁進塁は無理だったと判断したとしても、 A項を適用して3塁へ進塁させるべきでしょうか? 同じケースで、遊撃手が定位置あたりで左翼手からの返球を待っている時、 打者走者が2塁ベースから3塁ベースへむかう際に、 外側へ自然に大きく膨らんでしまった結果、背中を向けている遊撃手と接触しそうになり、 それを避けたことによって3塁アウト、または2塁へ引き返したような場合は、 いかがでしょうか? 遊撃手の位置が、外野手からの送球を待つのにふさわしい場所か否か、 送球を受けようとしていたか、ただながめていただけか、 等によっても変わるでしょうか? まさに送球を受けようとしているとしたら、 走塁妨害にはならないと思いますが、いかがでしょうか? 公式戦も始まって、さまざまなご相談をお願いする機会が増えると思いますが、 よろしくお願いします。
〔ツリー構成〕
【1643】 非接触型の走塁妨害について 2008/3/3(月)12:05 宗二郎 |
┣【1644】 re(1):非接触型の走塁妨害について 2008/3/3(月)14:05 泉竜一 |
┣【1645】 re(2):非接触型の走塁妨害(B項)について 2008/3/3(月)15:43 太朗2 |
┣【1648】 re(3):非接触型の走塁妨害(B項)について 2008/3/3(月)22:57 SPコーチ |
┣【1656】 ありがとうございました 2008/3/5(水)11:16 宗二郎 |
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