今年のスキー初滑り計画はひょんなことから決まった。セブに一緒に行ったm君が中華街の食事券を1万円分貰ったので食事に誘ってくれた。その席上で、寒いしそろそろ雪も降ってきたからダイビングじゃなくてスキーでもどう?という話に。それじゃぁと言うことで3人の都合をあわせて12/7にスキーに行くことになった(約1名は無理矢理都合をあわさせたのだが…)。行く先は俺に一任されていたため積雪情報をWebで仕入れると、志賀高原・苗場・草津辺りのスキー場がオープンしていた。日帰りなのでそんなに遠くまで行けない&この時期ならまだ空いてるだろうと言うことで、一度行ってみたかった苗場にした。

 金曜の夜11時に僕の家を出てみんなを拾いながら16号で関越川越に向かった。さすがにまだスキー場に向かう様子の人は少なく、道路もスキー板を積んだ車は見あたらずトラックの方が目立った。川越ICで関越道に入った。関越道は1月・2月でもこれくらい空いていたらいいんだけどなぁというくらいスイスイ走れた。クルマの持主のm君には雪の上を運転してもらわなくてはならないので、高坂SAからはmちゃんが運転した。前席に女の子二人、後席に男二人という配置もたまには悪くないなと思いながら後部座席の僕は寝たり、起きたりしていた。ここのところ仕事がハードだったm君は僕の隣りでぐっすり寝ていた。月夜野ICで関越道を降り,三国峠に差しかかる頃には路肩に雪が姿を現した。久しぶりに見た雪に”また今年もあえたな”と言う気分だった。

 順調に進んでいると遂に路面上にも雪が出てきた。段々運転することが不安になってきてたmちゃんは後ろに3台ほどクルマがつくと遂に根をあげ、m君を起こして運転を代わった。(決して根をあげたわけでなく、ただ、もしもの時の修理代がだせないだけだぁ!:mちゃん談)ふと気がつくとかぐらまで来てしまっていた。苗場を通り越していたのである。”かぐらにしますか?”と言うm君の問に,”うんにゃ戻ろう”と言って苗場までUターンした。さすがにこの時期・この時間の苗場スキー場の駐車場は道路と一緒でがら空きだった。とりあえず、リフト運転時間までクルマの中で一眠りをした。

 目を覚ますと日は昇り天気はドッピーカンだった。天気予報では雪が降るような天気だと言っていたけどと思いつつ予報が外れてうれしかった。が、次の瞬間日焼け止めを家に置いてきたことを思い出したのだ。また焼けてしまう!持参したお手製おにぎり(誰が作ったって?へへへ ^_^;)を食べながら支度をし,ゲレンデに出たのは9時半頃だった。割引1日券(10時から利用可能)を買って10時までゲレンデの隅っこで遊んでいた。

 取り敢えず初滑りということで一番緩やかなゲレンデから滑り出した。この時期だから雪質はスノーマシンの雪でベタ雪かと思っていたのだが、どっこい先週末辺りに降った天然雪で12月だということを全然感じさせない良い雪質だった。雪の量もゲレンデで滑る分には十分あり、下の地面や石もまったく見えなかった。さすがに1本目から去年同様の滑りとはいかず,2、3ターン目には右足に乗れるようになったのだが、どうも左足に乗れない。結局左足もなんとかなるようになったのはお昼くらいだった。

 1時すぎにちょっと遅めのお昼を食べにレストランに入った。お昼からはゴンドラコースにしようか?という話の時に、mちゃんが”ゴンドラに乗っていくコースってここ(レストラン)から見るとすっごく急な所に見えるけど...迂回コースだと狭いからだめなんだけど...”という。”滑れなければゴンドラで降りればいいじゃん,最悪おぶってやるよ”となだめてゴンドラで頂上までみんなで行くことにした。1時間半くらい休憩をしてレストランを出た。

 晴れているとはいえゴンドラにのって上にいくとちょっと寒かった。僕にとっては下は暑かったので調度いいくらいだった。寒がりのmちゃんはとってもチキン肌になってたらしぃ。mちゃんたちが滑って一番下のゲレンデまで降りるのにどれくらいの時間がかかるかわからなかったので、上のゲレンデでは2本くらい滑っており始めた。さすがにゲレンデの幅は広いのだけど、ラッセエルが入っていないのでけっこうコブコブになっていた。幅はあるから向こうまで行ってターンして、またこっちまで来てターンしてっていう風に降りれば降りれるからと教えて途中までは降りてきたのだが、遂に細い道にいかなければならなくなった。mちゃんが渋っているので、僕の後ろに捕まらせて二人でムカデをしながら細い林間コースを抜けた。最初のうちはmちゃんもエッジのかかったボーゲンでだったが、途中から僕のスキーだけで二人分の加速を止めなければならなくなり、いくら女の子とはいっても僕一人で二人分の減速をするにはけっこうきつかった。

 何とか無事一番下のゲレンデまで降りてきた。残りは別コースを滑った。mちゃんが教えて欲しいというので少しずつアドバイスするには調度よい斜面でもあった。途中m君が疲れたのかビール飲むというのでよっぽらい候補生を一人残し、3人で滑った。4時すぎくらいまで滑り、あがった。

 天気がよかったとはいえ日がくれるとけっこう寒く、そのため温泉に行こうということになり,とっとと着替えて温泉に向かった。(mちゃん、mくんははなっから温泉に行く気でいたらしい。)主要道路沿いの温泉につくと同じこと(暖まりたい!)を考えている人達でいっぱいだった。芋洗いぐらい人が多いためか、お湯はぬるめであった。そのためゆっくり浸かっていた。そのうち人が少なくなる頃には熱いお湯になり、体がかなりあったまったためあがった。十分ゆっくりしていたと思っていたのだが、それでも女性軍はまだ出てきていなかった。

 あんまりお腹が空いていなかったため、食事は川越ICを降りてからファミレスでいいやということになった。帰りは僕の運転である。思わず、関越に乗るICに入りそこなうところだった。(mちゃん、kちゃんは知っていたぁあ)みんな疲れていたのか、途中トイレに行きたくて高坂SAに入ったのだが、kちゃん以外はSAに入ったことも気がつかないで寝ていた。川越ICで降りて、16号沿いのデニーズ(何故かこのメンバーはデニーズが多い)でちょっと遅めの夕食を食べた。次回は泊まりで志賀高原にいこうかとか、すでに次期スキー計画の話が持ち上がった。デニーズからの帰りは横浜IC付近の渋滞にひっかっかり、通常より40分くらい余分にかかってしまった。

 12/7はガーラ湯沢とか神立高原とかがオープン予定になっていたので、もう少し混雑するかなと思ったのだがそうでもなかった。12月始めのスキー場でこの雪質ならば今年のシーズンも昨シーズン同様に雪の量、質ともに期待出来そうな予感がしたYasuなのでした。

【END】

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