2日目(10/9)
 天気はドッピーカン。朝起きてホテルで朝食をとり出発。泊港まですぐなのでキャスターをごろごろ引っ張って行った。
 10:00、泊港からは”フェリー ケラマ”で出港!泊大橋の下を通りケラマへ。室内にいるのはもったいない天気だったし、海見てたらなんかいないかな?って思ったんでずっと海を眺めていた。
 そうこうしているうちに渡嘉敷到着。港は水深も浅く既にマリンブルー(?)の南の島。どうこらえたって顔がにやにやしてしまう。フェリーが着岸してついにケラマ諸島渡嘉敷島に上陸!迎えに来てくれていたシーフレンドさんのマイクロバスに乗り阿波連地区にあるシーフレンドさんのサービス&ペンションへ。途中、山の上から見る海(ポイントうみんちゅのあるところ)は山の緑、海の青、ビーチの砂の白、空の青のコントラストがすばらしくきれいだった。南の島に来たんだなぁって改めてうれしくなった。
 シーフレンドさんに到着して受付を済ませ、今回お世話になるスーさんと外山さんの紹介があった。昼食を食べて準備をしてケラマ初ダイブに向けて出発!
 一行スタッフ入れて15人を二班に分けて僕はスーさんにガイドしてもらう班になった。

【1本目】ハナレビーチ前
 まずはチェックダイブも兼ねて水深6mほどの離れ島の前のポイント。離れ島はあのシブガキ隊が解散式をした所。トラックの荷台に乗り港までいきシーフレンド号に乗りほんとにすぐそこ。
 ポイントまでの海だけ見ててもすっごく透明ですっごくきれい。水深も浅いし、海底が砂浜なのでさんさんと輝いている日の光を反射してとっても明るい。わくわくしながらエントリー。ボートには後ろのステージがあってジャイアントでもエントリー可能だったけど、人数が結構いたので僕はバックロールでエントリー。アンカー集合だったのでバディーと合図をして潜行。
 うーん、海の上から見たとうり明るい、きれい、透明度いい。これがみんながいいと言い、写真とかで見てその白い砂地がきれいだなぁと思っていたケラマの海。予想どうりだったけど、改めてみてやっぱり感動。
 少し移動して二つの根のところで自由行動。根に群れる魚達を撮影しながらも自分の目でしっかり見た。一通り取リ終えてきょろきょろしていたら、白い砂地の向こうにハマフエフキ。下は白い砂地、上はキラキラした海面、そして透明度の良い海にハマフエフキがぽつんと漂っている。今回潜った中で最高にこの構図が気に入った。
 今回このケラマで一人が200本記念!、あと30本記念、50本記念が5、6人いた。その記念撮影をそれぞれの記念の本数でやらずにこの1本でいっぺんに済ませた。(思えばこれは正解だった)既に100本は6月にこえていたのだが、コロンブスのツアーでの100本ということで僕もお祝いしてもらった。

【2本目】海人(うみんちゅう)
 2本目はビデオのバッテリーの調子が悪かったので手ぶらで潜った。
 海上にいけすがあって自動の餌やり機の名前が”うみんちゅう”というところからポイント名がついたそうである。日本で見られる6種類のクマノミのうち一番個体数の少ないトウアカクマノミがいるところ。
 エントリーして砂地沿いに下っていくつかテトラポットのような物が沈めてあって漁礁が作られていて、さらに上に餌まき機があるのでかなり魚が群れていた。まず見たのがケラマハナダイ。雌の尾ひれは扇形に丸くなっていて独特である。さらに行くとトウアカ君がいました。大きい個体から小さい個体まで数匹が一つのイソギンチャクにいた。今回はビデオを持っていないのでじっくり眺めることが出来た。その後ビデオ、写真をメンバーが撮っている間にきょろきょろしていたら、何か三角の物が砂から出ていたのでよってみたらミナミホタテウミヘビだった。
 戻る途中、例のうみんちゅうの下を通った。まかれる餌のおこぼれを求めてニジョウサバやらカマスやらが群れていた。
 最後ボートの下で安全停止がてら遊んでいるときに5cm位のコブシメやらオニオコゼがいた。オニオコゼのむなびれはその体の色に似合わず鮮やかなキイロできれいだった。

 今日の夕食はBBQ、シーフレンドの建物の屋上で食べた。肉、サンマ、ソーセージ、おにぎりなどおいしかった。
 その後まずはログ付け。昨日の出発から今日の海の中までのビデオ見ながらログを付けた。今回は僕の、コロンブスの、メンバーのIさんのと3台のビデオで撮影しているのでかなりの量の映像が残ることになった。(最終的には3台で陸、海の中併せて6時間半にもなった)ログを付けていてわかったのだが、今日の1本目の深度プロフィールは僕のダイビングウォッチによると水深6mでまっ平らな所に潜ってたことになってた。つまりはダイブテーブルの使えるモノレベルダイビングだった。
 ログつけを済ませて道をはさんだ反対側にある居酒屋”バラック”に場所を移しお酒モードへ。オリオンビール、久米せんなど飲みながら、そうめんチャンプル、ゴーヤチャンプルを食べ、今日のダイビングの話し、渡嘉敷の話し、等などいろいろ話していた。そのなかで、メンバーの一人の女の子が”トウアカクマノミって模様がラブラブですよね”って言い出した。え?なんで?というみんなの疑問に”体の左右の丸い白いところが、真上から見るとちょうど左右がくっついてハートマークに見えるよ”って答え。たしかに図鑑とか見ながら想像するとそうなりそうな感じがする。スーさんも”そういう見方はしたことなかったから、2本目潜る前に”トウアカ君はあんまりかわいくないです”って言ったけどそういう見方すればかわいいっていう感想も出てくるかも知れませんねぇ”とのこと。たくさんの人をトウアカ君のところへガイドしていてもそういう見方をしたのは彼女がはじめてだったらしい。

 お酒を飲んだ後ビーチへ散歩に行った。既に何人かうちの面々がいて合流して話していたら”キャンプファイヤーやろうか?”って話になって、そのあたりから乾いていそうな木を拾ってきてビーチでたき火をした。

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