1. 受診について 2. 治療内容 3. 薬 4. 疾患
 誰でも「心の風邪」をひくことはあります。休養で回復することもありますが、治療しないとこじらす場合もあります。実際は、服薬などで改善することが多いものです。心の病気も、早期発見・早期治療が原則です。早めに受診なさってみてください。
 まず電話で受診日をご相談下さい。

受診に際しては、自分が何をどの様に困っているかを整理しておくことが大切です。また、今までの経過をお聞きしますので、この点も整理しておくと良いでしょう。 豊富な情報は、治療上大変役に立ちます。初診は、長めの問診と、簡単な心理テストや検査をします。
 一般的に、服薬や治療の中止には慎重な判断を要します。不用意な治療中断によって病状の悪化や再発を招くことが、屡々みられるからです。主治医にご相談することをおすすめします。
 薬によって服薬目的は異なります。症状を一時的に軽くするもの、一定期間服用してからようやく効果が現れるもの、再発予防のため長期間の服薬を要するものなど、があります。それぞれの病状に応じて適切な飲み方があります。不明な点は、主治医に質問してください。
 一般的に、心療内科・精神科診療は、比較的長い治療期間を要することは多いです。その際、定期的に受診をすること、通院先・主治医を一定にすることが、治療上大切なポイントです。不定期に受診し、通院先や主治医を次々と変えると、一定した治療が受けられないばかりか、病状の変化や薬の副作用出現を見逃すもとになります。ただし、転院や担当医変更の希望がある場合には、遠慮なく相談して下さい。
 原則として、医師の紹介状が必要です。現在の担当医に、紹介状(診療情報提供書)の作成を依頼してください。
 医療従事者側には、守秘義務がありますので、ご本人の承諾なしには、治療内容をお伝えすることは出来ません。ご本人の承諾を受けられた上で、出来ればご本人と一緒に来院なさって下さい。ご本人と一緒に診察を受けてその中で話をしていただくことをお勧めします。
 本来の心療内科は、内科疾患のうち、胃潰瘍などの心身症を診る科です。神経科は元々、しびれ・めまいなどの神経に関係する疾患を診る科です。精神科は心の病気を扱う科ですが、実際の診療現場では、境界が曖昧であり、いずれも3者の領域にまたがる疾患を診療してることが多い現状です。なお、クリニックや病院により医師の専門領域が多少違うことがありますので、電話で直接問い合わせてみるとよいでしょう。
 ご本人が受診されない場合にはご本人のカルテでの診療は受けられません。一度ご本人に来院して頂いて診察して診断をすれば、その後はご家族を通した指導という形で、親御さんの相談に乗ることは出来ます。そのばあい、原則として、ご本人の了承が必要です。また、ご本人が全く来院出来ないと言う事であれば、当院では精神衛生相談として、自費診療でご相談をお受けする場合もあります。一度電話でご相談下さい。親ゼミのページもご参照下さい。