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−−−  第9章  −−−
 闇市はいつも面白いものが売っている。
 ほとんどが実用品だが、中にはガラクタなんかもある。
 俺が買ったこのカメラもある日まではガラクタと一緒だと思っていた。
 何しろ、使い道が全く分からなかったのだから。

 オヤジのいつもの口調に乗せられるまま手に入れたカメラだったが、そもそもフィルムを入れる場所さえ見つけられなかったのだ。
 カメラに関しては自力で現像できるだけのスキルを持っていると自負していたのだが開け方が分からない。しかも見た目一眼レフなのにレンズ交換すら出来そうにないのだ。
 今までの闇市のアイテムから考えると、このカメラのレンズを通すと服が透けて見えるなんてことも考えてみたのだが、結局それも違った。
 昔世話になったカメラ屋に相談してみたがそれでも分からない。
 オヤジは今まで通り説明はしてくれないだろうし、どうしたものかと思いつつ部屋の窓から外を歩く女子高生をファインダー越しに覗いてみた。
 と…。女子高生は立ち止まり、こちらに目線を向けたのだ。
 感じられるような気配を向けたつもりはなかったが、よっぽど敏感な娘だったのだろうか。
 フィルムなど入っていないが、入っているかのようなつもりで俺はシャッターボタンに手をかけた。
 2階の窓からファインダー越しに見下ろす俺。外の歩道から少し振り向く感じで見上げる女子高生。
 ファインダー越しに注視すると開襟シャツのボタンを多めに外した胸元が妙に気になった。
 襟元を前に引っ張ってくれないかな…そうすればブラが見られるのにと思った次の瞬間、ファインダーに写る被写体はさも当たり前のようにシャツの襟元を引っ張ってくれたのだ。
 おかげで予想通り、白いブラのフチを拝むことはできたが、あっ気に取られずにはいられなかった。

 数回の実験でこのカメラの機能をどうにか理解することができた。
 このカメラを構えることで被写体はプロのモデルのように、カメラを構えた者の言う通りに動くようになるのだ。
 言う通りといっても何でもというわけではないようで、カメラに撮るためのポーズを取らせるぐらいしかできない。
 それでも多少無茶な注文もカメラを構えることで何とかなるようだ。

 俺はカメラを片手に街に出た。
 街中には授業が行われているはずの時間でも制服を身にまとった女子高生たちが多くいる。
 そのうちの一人に目をつけて、俺は後をつけることにした。
 しばらくするとその女子高生は片側3車線の国道にかかった歩道橋を上り始めた。
 ここなら人通りは少ないはず、これは行けると判断した俺は走りだした。
 歩道橋の手すりをつかんで見上げると、女子高生はちょうど階段を上り終えたところだった。
 俺は一段飛ばしで階段を駆け登ると、歩道橋の中ほどで追いついた女子高生に背後からカメラを向けた。
「まずはスカートを、お尻のほうだけめくってみようか」
 …一瞬の間。背後からではだめなのか?
 いや、一瞬遅れたが、女子高生はショルダーバッグの位置を直して何の躊躇もなくスカートの後ろの部分をめくった。
 ・
 ・
 ・
(あれっ、あたし何やってるの!?)
 彼女は自分の身体が勝手に動いたことに驚いているのだが、その驚きは表面には一切現れない。
 勝手に動いた身体が今、どういう格好をしているかぐらいは十分に分かる。そう、自らスカートをめくっているのだ。
 こんな格好ではパンツが丸見えだ、スカートを下ろさなくちゃ…そう考えるのだが、身体が意志の通りに動く様子は一向にない。
 それどころか、
「スカート全部を腰にまとめて笑顔だけこっちに向けてみようか」
 そんな声が後ろから聞こえてきた途端、自分の意志では動かなかった身体が再び動き出したのだ。
 しかも、その声の通りに両手がスカートを全部めくってしまうと、顔の筋肉が勝手に笑顔を作って上半身が軽くひねられて…。
(ど、どうしてこんな…。カメラ?わたし今撮られているの?)
 こんな格好をしているのに笑顔でいる自分が写真に撮られているのだ。
 こんな格好…そっち系のグラビアによく載っていそうな格好とは裏腹に彼女の内心はパニックに陥りかけていた。
「いいねぇ、その笑顔。じゃパンティを半分下ろしてみようか。そうだな、挑発的にお尻を突き出しながら下ろしてよ」
(や、ちょ、や、いやーーっ)
 心でどんなに嫌がっても勝手に動く身体は露出させられたままのパンティに手をかけて半ケツ状態にしてしまった。
(ヤダーッ、やめてーっ)
 大事な部分は見えていなくても、半分だけ下ろすという着くずしたような状態がかえって卑猥に感じられて懸命に叫ぼうとするが声が出ない。
「そのままもっとお尻を突き出してみようか。いいよ。少しポーズを変えてみよう。股の間から顔を出して。うん、いいねいいね。ついでにブラジャーも片方だけ出してみようか」
(うそ、これ以上はだめっ、だめだってばっ。お願い、止まって!!)
 しかし願いむなしく身体はスタンスを広げ、腰を折る。股下から出された顔は笑顔のままで、スカートを押さえている左手はそのままで右手でセーラーのスソをめくると白いカップを片方だけ露出させた。
(ああ…)
「そのままブラジャーをずらして乳首出してみようか」
 この言葉は彼女にもある程度予想はできていた。ここまで卑猥な命令が続くのなら次は下着をどうにかさせるつもりだろうと思ったのだ。
 思いはしたが、できれば実現しないでほしかった。
 またも身体は勝手に動き、ハーフカップのブラから茶色い乳首を外気に触れさせてしまった。
(ウソでしょ、こんな…)
 しかもさっきまで2メートルくらい離れていたはずのカメラが急接近し、レンズが乳首につくぐらいまで接近してきた。
「乳首はまだ未発達みたいだね、乳輪は綺麗だよ」
 男はいいながら数歩下がる。
(こんな状態で綺麗なんて言われたくないよぉ…)
「じゃ、パンティをひざまで下ろしてみようか」
(ヒッ!!)
 予想はしていてもやはりいやなものはいやだ。なのに身体は勝手に動いていく…。
(あ、あ…お願い、下ろさないで、それ以上下げたら見えちゃう…)
 しかし無常にも自身の手はパンティをゆっくりと下ろしていく。
(ダメッ…!!)
 止まってほしいという思いがかなったのはパンティがひざまで下げられたときだった。結局願いはかなえられなかったと言うべきか。
(ひどい…ひどいよぉ…)
 そんな心情を知ってか知らずか、再びカメラが急接近し、今度は彼女の股間にレンズを近づけた。
 シャッターを切る音は聞こえないが、女として一番大事にしてきたところを見知らぬ男に凝視されていることは十分に分かる。
 言うことを聞かない身体をどうにか動かそうとしていると男はまたも離れた。
「じゃあ…」
(これ以上何をさせる気?丸裸にでもするつもり?)
 もし顔だけでも動かせられる状態だったら、彼女は今ごろ顔を涙でぐしゃぐしゃにしていただろう。だが、その顔はいまだに笑顔を保っている。
「そうだな、その格好のままオシッコしてみようか」
(え?)
 一瞬聞き間違えかと思った。しかし、身体が…。
(こ、この感覚は…うそ、こんなところで!こんな格好で!!)
 下腹部に力が入るのが感じ取れたのだ。この力の動き方は記憶にある。記憶にあるどころか毎日感じている感覚なのだ。
(やだ、お願い!止まって!!)
 必死に止めさせようとする意思とは裏腹にしずくが自身の股の間から飛び出した。
 チョロ…シャーッ!
(あああ、で、でちゃったぁ…)
 自分の顔より少し上にある自分の股間から少し乱れた水流が弧を描いて後から後から出てくる。
 幅2メートルもない歩道橋の中ほどで馬跳びの馬のような格好をしてにこにこしながらオシッコをしている自分を想像して彼女は気が狂わんばかりの思いなのだが、やはり泣くことができない。
 床面を濡らす少し黄色みがかった小水は橋の両端の溝に流れていく。
 やがて弧を描くだけの力がなくなると水流はひざでめいっぱい伸びているパンティを濡らし、さらに力がなくなると太ももや腹部を伝って衣類を濡らすようになった。
(き、きたない!)
 汚いだけではない。自由にならない身体はオシッコが伝った跡を拭こうとしないので、乾いてきて徐々に痒くなってくるのだ。
(あ、あ…。もうやだよぅ…)
 そのとき、彼女の視界に新たな人影が映った。
(!!!う、うそっ!!)
 人通りは少ないがまったくないというわけではない。この歩道橋は彼女が通う高校の通学路でもあるのだ。
 彼女が見た新たな人影は彼女と同じ制服を身にまとっている。
 同じ学校の生徒にこんな姿を見られた、そのショックは計り知れない。
 それなのにさらにショックは続いた。
 あられもない姿をしている自分と、それをレンズ越しに見る男の姿を見て驚きの表情になっているその人物の、その顔に見覚えがあったのだ。
(クラスメイトの…)
 クラスメイトにこんな姿を見られた、もう学校には行けない。彼女はそう考えたのだが、クラスメイトの驚きの表情はすぐに消え、なんと、カメラマンをしている男に邪魔をして悪いが通させてくれとだけ言ってそのまま通り過ぎていってしまったのだ。
 気を遣ってくれたのだろうか?だとしたら一番うれしい対処かもしれないと彼女は考えたが、そんなことを考えても事態が好転するはずもない。
 オシッコが完全に止まって間もなく、新たな指示が聞こえた。
「オシッコとくれば対になるウンチも出さないとだめだよね、やっぱり」
 毎日の通学に使っている歩道橋の床面を汚水で汚すだけではあき足らず、汚物で汚させるとは…。
 しかもこんな格好ゆえに股間はすべて見られている。すべて見られているこの格好では、お尻の穴から汚物を出すところまでもが見られてしまうではないか。
(絶対ダメ!ど、どうして!どうして身体が動かないの!?)
 ダメと否定しても体内から排便のためのせん動がはじまる。
(だめ、お願い、出ないで…うっ、くうっ)
 意識的には肛門を締めようとするのだが、勝手に動く身体はまったくその逆で体内に残っている便を出口へと動かし、硬く締めたい肛門を広げようとしている。
(くっ、だ、だめっ、お尻が広がってくっ。お願いっ、これ以上は…、これ以上は……い、痛い…?やだ、うそっ、痛いっ、切れちゃう!)
 奥から汚物が肛門を盛り上げ、肛門がわずかに口を開きかけたころ、恥ずかしさよりも痛みで止まってくれと願うようになっていた。
 実はかなりの便秘で数日前からたまっていた汚物は太く硬くなってしまっていたのだ。
 肛門からギシギシときしむような音が聞こえてきそうな気がしてくる。
(痛いっ、止まって、お願い!!)
 勝手に動く身体には痛みから身を守ろうという意思がないのか、肛門よりも大きい汚物を何とか押し出そうとゆっくりとだが押しつづけている。
 あと1ミリでも動こうものなら肛門に裂け目が入り、出血するのは必死…。それなのに笑顔がくずれる様子すらない。
(あ゛っ、あ゛ーっ。痛い、痛いよぉっ!!)
 このままじゃ切れ痔になる、彼女がそう不安になったとき、レンズ越しに肛門を見ていた男も同じ事に気づいていた。
 茶色い円すいのような先端が1センチほど出てきたのに、それからずっと止まったままになってしまい、変だということに気付いたのだった。
「なんだ、便秘なのか。仕方ない、ウンチはあとにしよう」
 途端に腸の動きが止まり、彼女はほっとしたようだ。
(よかった…でもお尻がなんかヘン)
 肛門を裂いてまで一度は出かかったウンチが括約筋などの働きで多少引っ込んだものの肛門をつつくような異物感として残ってしまったようだ。
「じゃ、少し移動しようか。その前に、パンティとブラジャーは取って。スカートはもっと短いほうがいいな。ベルトの部分を3つ4つくらい折り返してくれるかな」
 身を起こした彼女はひざで止まっていたパンティを靴をはいたまま脱ぎ、ブラジャーはそのままでは無理なので、その場でセーラーを脱いで胸を露出させながらブラジャーを取った。
 そしてセーラーを着なおすと、スカートのウエストの部分を4つほど折り返した。
 これによって太ももの中ほどだったスカートのすそがぐっと持ち上がり階段で見上げれば十分覗けるほどになった。
「よし、それじゃ駅のほうへ行こうか」
 言いながら男は先に歩道橋を下りていく。
「降りるときはゆっくりと。スカートが大きくめくれるように派手な動きをして。片手で胸を揉みながら。さ!」
 これもその手のグラビアにはありがちなシチュエーションだろうか。
(は、恥ずかしいよぉ)
 恥ずかしいと思っても、右手はセーラーの上から胸をしっかりと揉んでいる。
 言われた通りにしている派手な動きも気になるところだ。さっき下着を脱いでしまった上にマイクロミニと言っても過言でないほどのミニスカートでは階段の下で構えている男にひし形の陰毛を見せてしまっていることになるではないか。
 一歩一歩降りるほどに痴態を見せる彼女はレンズに近づいていく。
 しかも一歩進むごとに彼女の意思とは関係なく、頬が高潮し、息が荒くなっていた。股間もきらきらと光り始めている。
 だが、彼女自身はいまだにその事実にはまだ気付いていないようだ。
 そのことに気付いた男はクスリと笑みを浮かべて次の指令を発した。
「後ろを向いて、4段くらい上に手をついて…そうそう。その格好のまま片足を手すりに引っ掛けてごらん」
 彼女の身体は言われた通りに後ろを向き、自分が立っているところから4段上のステップに手を付き、右足を持ち上げて手すりに引っ掛けた。
 ちょうど犬がオシッコをしているときのような格好だ。真後ろから全てが見られてしまう。
(や、いやーっ!どうしてっ、こんな格好いやーっ!!)
 さっきも全てを見られていたが、今度は動きのあるポーズで全てを見られているのだ、いやじゃないわけがない。
 しかも階段の方向のせいで車からも丸見えになっているはずなのだ。
 渋滞になるような道ではないし、近くに信号もないので、じっくり見られることはないだろうが、たとえ一瞬でも多くの人にナマで見られてしまうのは絶えがたい。
 しかも視界の脇に入る、通り過ぎた車が意味もなくブレーキを踏んで減速しているのが分かるのだ。
 こんな格好をしている女を見つけて思わず減速したとしか思えない挙動が彼女にはたまらなくつらい。
(やだよぅ、見ないでよぉ〜)
「次は階段に座ってみようか。足を大きく開いて。もちろん笑顔でね」
 手すりから足を外してそのままくるりと回るとぺたんと座った。
 普段ならスカートがお尻の下に入ってそこに座ることになるのだが、あまりに短いためにお尻の下に入らず、コンクリートの冷たさと滑り止めのデコボコの感触がナマのお尻に直接伝わる。
 そのまま宙に浮いていた片足を階段の隅まで伸ばし、最初から床面につけていた足を反対の隅へ伸ばした。
 ガバッと開かれた足の中央には陰毛だけでなくこんな状態でも硬く閉じたままのスリットが見て取れる。
 見られていることを自覚している彼女は心の中で泣き叫んでいるが、表情は笑顔を保っている。
「そのまま両手で胸を露出させて。いいよ、その調子。ちょっと憂いを帯びた感じで顔を背けてみようか」
 これもグラビアでありがちなカットだが、少し違うのは彼女の股間が本気で濡れているということだろうか。
 いまだにそれに気付かない彼女が立ったあとにははわずかだが丸く濡れたあとが残った。
「よし駅前までは普通の通学姿を撮ろう。駅前通りに確か薬屋があっただろ。あそこでちょっと買い物だ」
 歩道橋から駅まではほんの200メートルほど。その間は何もないまま時が過ぎた。
 といっても…、
(お、お願い、風よ、吹かないで!!)
 大型車が走るたびに、ビル風が吹くたびに、彼女のスカートはひらひらとめくれそうになるのだった。
 そんな大通りの脇を通り過ぎて駅前通に出ると目的の薬局は目の前だ。
 薬局に入って男は彼女に何を買うかをはじめて教えた。
(イチジク浣腸って…大人用!?あんなものに大小あるの?それに…スキンって…?)
 彼女自身は言われた商品の半分も理解できないでいたが、身体は勝手にうなずいて薬局の主の前に立った。
 男には恥ずかしそうに買うようにと言われたが、勝手に動く体にそんなことまで理解できるのだろうか?そんな危惧も不要だったようだ。
「あ、あの…大人用のイチジク浣腸と、スキンと…」
 真っ赤にした顔をうつむかせて彼女はハゲて好色そうな笑顔を振りまく店主に注文をはじめた。
「…そ、それと、医療用のクスコなんてありますか?」
 イチジク浣腸に、スキン、エネマに、グリセリン、ビデ、座薬、クスコ等など。使い方の分かる店主ならこれがこれからどう使われるかが分かるはず。
 店主はカメラにも気付いて好色そうな笑顔をカメラ目線のまま彼女に向けた。
「大人用ねぇ。イチジクじゃないけど違うメーカーの150ccでいいかな。一応一通りあるけど…これらは医療器具だからちょっと高いんだよ。それに君は使い方分かるのかな?なんなら教えて…」
 スケベな親父だ、女子高生である彼女を被験者にして、教える名目でもてあそぶつもりか。
 だが買うことしか命令を受けていない彼女は何も答えず、それを拒否と受け取った店主は一抱えにもなるそれを彼女に売った。
(イチジク浣腸…浣腸…やっぱり私に使う気なのかなぁ。さっき硬くて出ないって知られちゃったからなぁ…)
 身体を何とか意思通りに動かそうということはとっくに諦めてしまった彼女は今後どうなるのかを考えるようになっていた。
 しかし道具に関して知識のない彼女は自分に浣腸されるんだという事ぐらいしか分からない。
「よし、電車に乗ろうか。この時間ならまだ下りはガラガラだろう」
 ガラガラであることがポイントであることに気付かず、彼女は言われるがままに切符を買い、一緒に改札をくぐった。
 そして予想通りに空席だらけの電車がホームに入ると、目の前に止まった車両に乗ってボックスシートに座った。
「じゃ、まずは簡単なところから行こうか。イチジク浣腸を出して」
(来た!)
 ここまでは予想通りだと思いながら買い物袋の中からピンク色のイチジク浣腸の絵が書かれた箱を取り出した。
(でも、挿せるんだろうか)
 しばらく歩いたせいか、ぎりぎりで出せずに残った異物感はだいぶこなれている。が、体内に残ったままの汚物は間違いなく出口付近にあるはずなのだ。
 ひょっとしたら先が汚物に突き刺さるんじゃないだろうか?そうなったら液を注入しても便意を催さないんじゃ…。
 そんなことを考えていると彼女の身体は箱を開けていよいよ実物を取り出した。
(お、大きい!?)
 彼女が知っている浣腸は卑猥なピンク色をした直径2センチ程度の球状で1ヶ所がにゅっと伸びている形状だった。
 しかし目の前にあるそれは色こそは同じでも大きさは明らかに数倍ある。
 急に手に感じられる重みが増したような気がしたが、手は勝手にビニールも破って先端についているキャップも外してしまった。
 いやなことに中に入っている浣腸液の量が透けて見えている。
(あとは先端を突き刺して押したら液が注入されちゃう…こんなに、いっぱい…)
 そう思って彼女はパニックに陥りかけたが、身体にしてみれば精神がパニックになろうが知ったことではない。
「こっちにお尻突き出して、スカートめくろうか」
(やっぱりこの人に向けてお尻を突き出すのね)
 身体が伴わないと、こうもパニックにも陥れないものかと半ば諦めたように考える。
 当の身体は言われた通りにお尻を突き出してスカートをめくってしまった。下着を身に着けていないというのに…。
「じゃ、浣腸を挿してみようか」
 その言葉に彼女が驚く。
(あたしが挿すの!?)
 見知らぬ男の手でやられるよりかはマシかも知れないが、体勢的に無理ではないのか?そう思うが、考えることをしない身体にはやっぱり関係ないようだ。
(うっ)
 両手を駆使してイチジク浣腸の先端3センチほどがずぶりと入ってしまった。
 最後の一突きでなんとなく腸全体が押し上げられたような感覚があった。ひょっとしたら予想した通りに先端が中の汚物に突き刺さったのかもしれない。
 男が椅子の上に膝で立って浣腸が刺さっている肛門を上から見ているのが分かる。
「じゃ、液をゆっくりと入れていこうか」
(ああ、とうとう…)
 手がゆっくりと液の入っているところを押し始める。
 最初のうちは何もなかったのだが…、
(は、入ってきたぁ!!)
 少し冷たい感覚が直腸に流れ込んでくる。ゆっくりと、しかし確実に。
(うう…やだよぅ…気持ち悪いよぅ…)
 が、気持ち悪いと思っていられるのも最初のうちだけ。半分も入れないうちから腹がごろごろと鳴り始めたのだ。
(う、うそ。こんなにすぐに…?)
 浣腸の経験がないわけではない。初めてというわけでもないし、過去の経験から言っても自分がこんなに早く効くことはなかったはず。なのに…。
 だが事実だ。彼女がうろたえている間も手は動いていたが、まだやっと半分を過ぎた程度しか減っていない。
 いくら意志の通りに動かないとは言え、生理的欲求には身体も動くはずだろう。ひょっとしてこんなトイレすらない電車の中でもらしてしまうではないか…?
 彼女の考えは脳裏をさまざまに駆け巡る。
 全体の4分の3を注入した辺りで最初の便意が来た。が…、
「いいって言うまで出しちゃだめだよ」
 お尻の動きで気付いたのか、男が言った。
 少なくともこれで、不用意に洩らすことはなくなったようだが、それでも安心はできない。
 便意を催すたびに肛門はぴくぴくとその口を締めようとする。
 3〜4回の便意をこらえたころにやっと浣腸1個の液全てが体内に入った。
「全部入ったようだね。じゃ、浣腸から手を離して。しばらくそのままの格好でいようか」
(そ、そのままって。浣腸のケースはこのまま!?)
 とんでもなく卑猥な格好である。ボックスシートとは言え昼の電車の中で、丸出しのお尻を突き出しているのだ。しかもそのお尻にはぶらぶらと肛門からぶら下がる浣腸の抜け殻がなんの支えもなく刺さったまま。
 肛門に刺さっている異物の存在だけでも忘れようとするのだが、便意をこらえようと肛門を締めたり、何かの拍子で身体が動くたびに異物の感覚が彼女に伝わり、嫌悪感があらわになる。
「こういうのに笑顔は似合わないな。今の状態をそのまま苦悶の表情で表現して」
 ただでさえ息が荒くなっていたのだが、この言葉の直後、彼女は顔をゆがませて声を漏らし始めた。
「うっ、ふうっ、は…っ」
 行き場をなくしていた両手はいつのまにかに腹を抱えるようになり、便意の波が押し寄せてくるたびに漏れる声が大きくなった。
「いいねぇ、その表情!」
 彼女自身にはその声を聞く余裕はすでになくなっていた。
(く、苦しい…。もう、どうでも言いから出させて…。ああっ、ま、また便意が…!!あ、あ、ああ…!!)
「まずは1回目だし、もういいか。といってもここで出させたら車内が臭くなるからな。窓を開けて、窓の外にお尻を突き出そうか」
 もう自力では動くどころか、立つことさえできなくなっている彼女は、男に支えられながらシートに足を乗せて、男の手で開けられた窓に生の尻を近づけた。
「そう、もうちょい屈んで。そうそう。そのまままっすぐお尻を下げて」
 窓が開かれると冷たい風がお尻を直撃するが、中にはマグマのように熱くなっている汚物があるので彼女自身はそんなには気にならないようだ。
 お尻だけを窓から外に出す格好が気になりかけたようだが、今の彼女にはそれを気にし続けるだけの余裕はない。
 促されるまま膝の裏側を窓枠に密着させる感じで潰れたピンクのケースを挿したままのお尻を完全に外に出してしまった。
 男はそのすぐ脇から外に出されたお尻にレンズを向けてこう告げた。
「よし、いいよ、出して!」
 …ぶばばばっ!!
 許可が下りた。それだけが理解できた直後、すさまじい音が風の音にまぎれて彼女の耳に入った。もう止めららない。
 次の駅まではしばらくあるが、その途中にはいくつもの踏切がある。実際、排便しつづけていても踏み切りの音がドップラー効果付きで聞こえてきた。そのことを分かっていてもどうしようもできず、彼女は排便を続けた。
(ううっ、ひどい、ひどいよ…)
 排便し続けてやっと物事を考えられるほどに余裕ができたころ、自分の格好の悲惨さに泣きたくなってしまったようだ。
 電車の速度は並ではないから踏み切り待ちの人たちに見られたにしても一瞬だろうが、たとえ一瞬でも排便しているお尻を見られた、という思いだけが気持ちを占有する。
「出し終えたんなら尻を引っ込めな。そろそろ駅だ」
 苦しみから開放された身体は思ったよりも軽やかに動いて窓からお尻を引き抜くと椅子から降りて窓を閉めた。
「ちょっと尻を見せてみろよ。ああ、やっぱり」
 男がやっぱりと見たのは何の事はない、強い横風の中で排便したために、液状の便が横に流れていった跡だった。
 男はそれを拭いてから椅子に座るようにと指示を出した。
 彼女の身体は尻たぶに付いていた汚物の跡を拭き、最後に肛門を拭いてやっと椅子に座った。
 駅についたというのにこの車両に他の客が乗ってくる様子はない。別にこの車両に限ったことではなく、この駅そのものがこの時間帯は利用されないというだけのことだ。
「すっきりしたろ。あとでまたやってもらうから」
 されたところでもう出すものはないのにと浣腸の意図を知らない彼女は思った。
「じゃ、つぎは前を綺麗にしようか」
 その言葉に彼女はビデの存在を思い出した。膣内洗浄器と訳されることのあるビデは見ようによっては前の穴に挿す浣腸器とも取れなくもないが、中に入れるものは水か洗浄液で、先端に開けられたいくつもの穴から水を噴出させて膣内を洗浄するものだ。
 前を綺麗にするといえばそれしかあるまい。しかし男が出すように命令したものは違った。
「携帯髭剃りセットを用意して」
 シェービングクリームと髭剃りと替え刃数本がセットになった携帯髭剃りセット。なぜこんなものを買うのだろうと薬局で思っていたのだ。自分に髭はないのに…。
 しかしさっきの男の言葉と髭剃りの用途を考え合わせて単純に1つの考えに行きついた。
(ま、まさか…)
「クリームを股間にたっぷり塗って、綺麗に剃り上げて。こっちによく見えるようにね」
 いろいろと態勢を工夫した結果、肩や頭をシートに乗せ、お尻を向かいのシートに座る男の膝の上に乗せて、まんぐり返しのような格好で落ち着いた。
 落ち着いたのはいいが、男の目下に股間をさらしているような格好になってしまった。
 そんなとんでもない格好なのに、彼女の身体は片手に缶を持ち、その中身を股間に直接噴出させて開いている片手で会陰から恥丘にかけて白いクリームを塗りたくった。
 そして缶を手放してその手に髭剃りを持ち…、
 ジョリ…ッ。
 彼女くらいの年になれば、わき毛やはみ毛の処理の経験くらいはあるが、人前でやったことなどない。
(もう…やだよぉ〜)
 しかも自分よりも相手に近づけて見せ付けるようにやっているのだ。恥ずかしい事この上ない。
 それなのに身体は相変わらず躊躇することなく動いている。
 剃るたびに泡で隠された地肌があらわになっていく。と、同時に今までは多少でも陰毛で隠されていたスリットがはっきりとその形を見せ始めていた。
 ほんの数回で長い陰毛はなくなった。
「刃を変えて産毛とケツ毛も綺麗に剃って」
 身体は言われた通りに動く。長い剛毛が絡まってしまった刃を髭剃りの本体から外して新しい刃を取り付けた。
 すーっとなぞるだけで残った泡とかすかな産毛がなくなっていく。
 わずかに見える肛門の周りに生えるケツ毛も器用に剃られてしまった。
「いいねぇ、このツルツル感」
 このとき男が始めて彼女に触れた、よりにもよって大陰唇に。
(や、や、さわらないで…!!)
 最初は大陰唇をなでていた男の指は徐々にスリットに近づき…、
 ツプッ!
(ひゃ、ひゃああぁー)
 指が1本、スリットに根元まで入れられてしまった。
 初めて反射神経が働いて腰がビクンと震えたが、男には知ったことではない。
 前後左右に動かして内壁を指先の腹でなぞっている。まるで探っているような動きだ。
(い、いやあぁ…)
 男はその手を抜いて彼女が見ている目の前でその指の匂いを嗅ぎ、舐め始めた。
(う、うそ、汚いっ!!)
「このキツさは処女かな。処女膜っぽいのもあるし」
 指を一通り舐めた男はそう言って再び挿した。
(くふっ!)
 再び反射神経が腰を震わせる。
「さっき歩道橋で濡れていたのがまだ残っているようだな」
(濡れていた?何のこと?)
 自分が濡れていたという自覚のない彼女は驚くが、紛れもない事実である。
 事実だからこそ処女にいきなり指を挿しても驚くこそあれど激痛を伴わずにすんだのだ。
「せっかく濡れたのを洗い流してしまうのはもったいないけど、ビデを使ってもらおうか」
 ビデは彼女も使ったことがある。それゆえか、彼女の身体は起きあがって買い物袋を広げると説明書きを見ることもなくビデとミネラルウォーターの入ったペットボトルを取り出した。
(そ、それはちょっと冷たいんじゃ…)
 普通はぬるま湯を使うのだが、店でしっかりと冷やされていたそれは明らかに冷たすぎるのだ。
 こんなものを体内に注入したら…ビデの使い方を知っている彼女はおびえた。
 しかし身体は何の躊躇もなくビデをスリットに挿してしまった。
(ひゃ、つ、冷たーいっ!!)
 ビデを押して中の水を膣内へ流し込むとあまりの冷たさに内腿に鳥肌が立つ。その鳥肌の立った肌の上をビデの脇から流れ出ていく水が伝っていく。
 内心でどんなに冷たいと思ってもビデを押す手が休まる様子はない。
 内心で叫ぶのも疲れたころ、やっと一通り洗浄し終えてビデが抜かれた。
「よし、次は後ろの洗浄だ」
 その言葉に彼女がえっと思う。さっき浣腸したばかりではないか、というのがその理由だ。
 彼女の内心に気付きでもしたのか、男はこう続けた。
「さっきのはたまっていたウンチを出すための浣腸。今度は中を綺麗にするための浣腸だ」
 言いながら男は買い物袋からエネマシリンジを取り出した。
「この白いプラスチックがついているほうをお尻に挿して。もちろん、こっちからよく見えるようにね」
 再び男のほうにお尻を向けてシートに片手を付いた。
 男に差し出されたエネマの白い先端を手に持ち、それをゆっくりと肛門に近づけていく。
 先端が肛門に当たっても手は止まらない。
(ぐうう、痛いよぉ)
 潤滑剤なしで異物を挿すにはあまりにも狭すぎる肛門だが結局そのままで手は数センチもそれを挿しこんでしまった。
「よしよし。反対側はさっきの残りのペットボトルに入れて」
 さっきのとはビデに使ったペットボトルのことだ。まだ1リットル以上は軽く残っている。
 彼女は言われた通りそこにエネマの反対側を入れた。
 そこまできてやっとこれからどうなるのかが分かったようだ。
 エネマの細長い管の中ほどには女性のこぶし大程度のふくらみがある。どう見てもそれは手動ポンプなのだ。
「後は見た感じで分かるね。シートに普通に座って自分でポンプを動かして。あ、しばらくそれなりの表情しててね」
(やっぱりあたしにやらせるのね…)
 他人にやられるならまだしも、言う通りにならないとはいえ自分の身体がやってしまうのがどうしてもイヤな彼女は再び抵抗を試みた。
 が、結局無駄に終わり、身体は身だしなみを整えながらシートに座り、その脇にペットボトルを置いた。
 そのペットボトルから彼女のスカートの中につながっている管の途中にあるポンプをつかんだかと思うとそのままぎゅっと握ってしまった。
(ひえっ)
 内心にのっとって表情がゆがんだ。
 まずは管の中の空気が腸に流れ込んできたのだ。
 手を緩めるとエネマ管が少し重くなった。水を吸入したのだろう。
 再び手がぎゅっと握ると、また空気が流れ込んでくる。
 4回ほど空気だけが送り込まれ、5回目。
(ひや〜〜っ、冷たい!!)
 とうとう冷水が腸に入ってきた。瞬間的にお尻や太ももの周りに鳥肌が立つ。
 だが、1回で送り込まれる水の量は思ったよりも少ない。これならばなんとか我慢できると思ったのだが、次の注送で…。
(ぐううっ!?)
 6回目は信じられないほどの量の冷水が送り込まれた。それはエネマ管の中が水で満たされたために流れやすくなったためだった。
 つまり、6回目だけではなくそれ以降ずっと大量のままなのだ。
(ぐむぅ!!)
 1回握るたびに内臓全てが圧迫されるような感覚に襲われる。
(ふむうっ!)
 ふと、これがいつまで続くのだろうかと考えてみた。
 ペットボトルは2リットル入りだった。ビデには500ccも使ってないだろう。もし残り全部を入れるつもりならば1.5リットル以上の冷水を注入されることになる…。
(くううっ、く、苦しい…)
 さっきの浣腸のような激しい便意こそはないが、大量の冷水が体内に入れられたことでちょうど満腹感のような苦しみが出てきたのだ。
 満腹なのにさらに腹に入れれば苦しくなるのは当たり前。なのに手は…。
(ぐふあっ。も、もう止めて…お腹が、お腹が破裂しちゃう…)
 だが、彼女の身体は彼女の意思には従わないし、彼女の身体が唯一言うことを聞く男は止めさせる様子もない。
 問題の男はといえば、横から見れば一目で分かるほど膨らんできた彼女の腹部をレンズ越しにじっと見ていた。
 彼女の手が一握りするたびに腹部がほのかだがふっと膨らむのだ。
 10回、20回…。
 彼女のが苦しいと思い始めてからどれだけ冷水が送り込まれただろう。
 苦しみはだいぶ前から吐き気に変わっていた。下から出せれば手っ取り早いが、下はエネマでふさがっている。となれば出せるのは上からだけなのだ。
 苦しさと気持ち悪さとで意識が遠のきかけていた彼女だったが、その耳に空になったコップをストローで吸っているような音が聞こえてきた。
 そう、ペットボトルが空になったのだ。
「お?終わったか。じゃエネマを引き抜いて。また尻を窓の外に出して」
 その言葉を聞いて彼女の身体はよろよろと立ちあがり、スカートの中に手を入れた。
 エネマ管をつかんで抜くつもりなのだ。
(ヒッ、ヒッ!へ、ヘンに引っ張ったら中身が出ちゃう!!)
 もらさないように懸命に肛門を締めているのに、その肛門に締めつけられているエネマ管を引き抜こうとすると異様な感覚が襲い、思わずもらしてしまいそうになるのだ。
 彼女の顔は、どうにもできないもどかしそうな顔をするが、手は止まることなく引っ張りつづけている。
 引っ張りつづけることが功を奏したのか、ずるっと抜けると彼女は安堵の表情を見せた。
 お尻を窓の外に出すにはシートに足を乗せなければならない。彼女はゆっくりと動き始めた。
 顔は真っ青で、意識が朦朧としていても身体は言うことを聞くらしい。
 これがうら若き乙女の腹かと思うほど膨れた腹を両手で押さえ、ゆっくりとお尻を外に出した。
 直後、男の命令も出ていないのに冷水を勢いよく出し始めた。
 男は文句を言わず、彼女の徐々に血色の戻っていく表情を見つめ続けた。
 窓の外では茶色く変色した水が噴出していたのだが、男はそれよりも彼女の表情が気になったようだ。
 さっき浣腸を使って全てを排出したはずで、今回は水を注入しただけなのに噴出する水に混じって固形物が出て行く感触が彼女には感じられた。
 だからと言ってどうというわけではないが、これで全てが綺麗になったような思いが彼女を包む。
 その安堵にも似た恍惚の表情までも見つづけた男は、その後も道具を駆使して男は彼女を辱めつづけた。
 時にクスコで内部を覗き、時にスキンで処女を奪い、時に座薬で上気させ、男は彼女を陵辱しつづけた。
 ・
 ・
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 カメラのレンズ越しに女子高生を見ていた俺は操っていた間に女子高生がそんなふうに感じているとはこれっぽっちも思わずに自分が満足するだけ満足して立ち去ろうとした。
 しかしその矢先。
「あ、あの…」
 撮影の真似事を止めてカメラを離せばモデルとカメラマンの関係は終わるはず。少なくとも俺はそう思っていたのに、女子高生の方が自由になってしばらくしてから俺のあとを追いかけてきたのだ。
 乱暴されたことを盾に騒ぐようであれば、道具を使ってどうとでもするつもりで、俺は少々身構えた。
「あ、あの…もう…終わりですか…?」
「はあ!?」
 聞き返すと女子高生は顔を真っ赤にしてうつむいた。
「あ、あの…も、もっとしてください!!」
 俺はあっ気に取られた。が、彼女は久しぶりの新しい俺の奴隷となった。
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