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−−−  9日目(6/23)  −−−
積算距離:988.47km
最高速度:33.2km/h
走行距離:76.08km/day
 朝は強い日差し。天気予報と話が違うとはいえ、晴れている分には自転車は動きやすい。
 と言うことでまずは難波を目指しました。たこ焼を食べるために。
 どこが美味いのか分からないので、学生がたむろしている、千日通りの中ほどにある出店風のたこ焼屋で買いました。
 他にもいくつかあったんですが、大阪一美味いと書かれた看板の下で若いにーちゃんが作っていると言うのはどうも信用できません。
 敢えて、おばちゃんが作っている店での購入にしたわけです。
 購入して、そのまま大阪城へ。
 大阪城では城の目の前まで自転車で入れるんですね。おかげで結構楽に観光できました。
 さすがに城内には入りませんでしたが。
 そして大阪城の目の前でタコ焼を食べます。美味いとは思いますが、食べ比べてないのでなんともコメントできないですね。

 大阪城から国1号は目と鼻の先。迷うことなく合流し、大阪駅前を目指しました。
 国1号は大坂駅前で終わり、道はそのままで国道2号線と名前が変わります。
 今夜宿泊予定のYHは2号線沿いの垂水というところにあります。だから六甲たるみYHと言うのでしょう。
 ここでは、京都で知り合い、大阪では同室だったM君と一緒になる予定。
 途中、わざと42号線に道を変えて甲子園をぐるりと観光。本当に一周まるまる、ツタで覆われているんですね。
 42号線を走ると神戸の町並みがそれなりに良く見えます。震災があったとはとても思えません。
 人の復興の力は凄いなと感心しながら走ると六甲アイランドやら六甲ポートやらが見えてきますが、そこに行ったところで何もないようなので無視して垂水までまっすぐ走りました。
 平均時速25キロ程度でしょうか。走りやすい歩道をガンガンとばしてあっという間に垂水駅、YHに到着しました。
 ペアレンツのおばちゃんは話好きなようです。
 昔はYHは自転車ばかりだった、という話に始まり、若いうちでないと自転車で旅するなんて出来ない、そうやって自分を鍛えれば将来大物になる、がんばんなさい、などなど。
 さらに、震災の震源地はこのすぐ近くだったとか、ヒビだらけだったのをやっと直したんだとか、震災のことを思えば恐いものなどないだとか、いろいろと聞かせてもらえました。

 M君はすでに入っていたようです。
 雑談し、刑務所のようなシャワールームでシャワーを浴びると、M君とさっそく居酒屋へ。
 垂水はそんなに居酒屋が多くはないようです。
 安いとうたっているわりには普通の居酒屋と変わらない金額の万という居酒屋で2時間ほども飲み、今度はカラオケへ。
 楽しい夜を過ごさせてもらいました。
....つづく
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