エピソード−T  HONDA流ガム法はいかにして生まれたか・・・


エピソード−T  HONDA流ガム法はいかにして生まれたか・・・旧人に学ぶこと 名前:HONDA 5/16(木)01:43

>持続はするのですがガムの味+変な不快な味がでてきます。
そして自分の鼻にもくるおかしな臭いがでてきています。その臭いが自分でもわかるとき、人はよく反応を起こします。
ガムは多すぎてはいけないのでしょうか?しかし1粒ではすぐ溶けてしまったり、泡唾液がでやすくなってしまうのです。

ここに書かれた、すべての状態は、ガムが柔らかいせいではなく、あなたの強い精神不安のために起こっています。
いくつガムをかんでも同じことです。又、4つは入れすぎです。せいぜい2つでしょう。
なぜ、そのような状態になるかと言うと、精神不安に伴い無意識に口腔内を緊張させてしまうからです。

じ つは、「ガム法」のアイデアは、「口臭を抑制」の研究の一環で、口呼吸対策と安静時唾液確保の方法論を模索のため、過去の歴史を見直ししていた時にある興 味深い風習を古代人の化石や風習を調べていて見出したからです。その当時は忍者の研究や過去の歴史や中国の古い歯科の文献を探していた頃のことです。
我々の祖先である旧石器時代にフランスに生息していたネアンデルタール人の化石から彼らは終生パチンコ玉位の球状の小石を二つ常に口に入れておく習慣があることがわかりました。
時を同じくして、同じ時代に中国に生きていた周口店上洞人と呼ばれる我々の祖先である旧人も、まったく同じ習慣を持っていたことがわかったのです。
こ れらの、人類の祖先は4万年前に、全く違う場所で同じ習慣を持っていたことに非常に驚きました。なぜ、彼らはこのような奇妙な風習を終生持っていたのだろ うか?彼らが、終生2つの丸い小石を口の中に入れて生活していたことは、奥歯の内側が、その小石でやすりでこすったように磨り減っていることも共通してい ました。これらにはどのような医学的な意味があったのかを考えてみた時、彼らの驚くべき知恵に驚愕しました。
この当時、今の時代のような歯医者はいなかったので、現在日本人のように人為的に歯を抜かれて失うことは全くなかったのですが、それでも、虫歯や歯周病になるチャンスはあった訳で、その当時は、虫歯や歯周病に陥ることは、おそらく死を意味したに違いありません。
この当時の化石を検証してみると、ほとんど歯を失っていないことを見ても、その当時は現在よりもはるかに口腔の状態は良かったと考えられます。
その謎は彼らが、口に常に小石を入れていた為だと気がついたのです。もちろん、食事のときは取り出したはずです。
彼 らは、常に口に小石を入れておくことで、自然の脅威にさらされ精神的緊張を強いられる厳しい野性の中にいても、常に、安静時唾液の確保を行おうとしたので はないかと考えたのです。さらに、この地方の石には岩塩やフッ素などのミネラルが豊富に含まれていたはずで、唾液に少しずつ程よく溶けて虫歯予防になった と考えられます。当然、口臭もほとんどなかったと考えられます。もちろん歯を磨くことも必要なかったし、当時は、歯ブラシや、石鹸とミントがいっぱい入っ た歯磨き剤もなかったのです。

ためしに、私もやってみると確かに口の中が不快になることは起こらないことに気がつきました。なぜなら、常に口は異物があるために機能するのでいつも唾液が出るからです。
安静時のサラサラした唾液には強い殺菌性や、恒常性維持機能があるために、虫歯にならず歯周病にもならず健康な歯を終生保つことができたのではないかと考えたのです。きっと、人を不快にさせるような口臭はおこらなかったはずです。

いかにして、自臭症の人の口腔内緊張を解除しながら、口呼吸を無理なく是正する方法はないかと考え続けている時だったので、このアイデアは私にとっては「目からうろこ」でした。
さっそく臨床に応用しおうと思いましたが、「丸い小石」やまさか「パチンコ玉」を患者に含ませるわけには行かずガム法を考案したのです。
さらに、進化してほんだ歯科ではガムの研究を開始し、特殊なガムを使用することになり同時に口臭も消す方法として治療方法として完成させました。

この方法は、他人にも気づかれず、かつ、心理的緊張の強い人でも、容易に口腔内緊張を緩和し唾液の確保と口呼吸を防止することができます。しかもコストがかからないし、いつでもどこでも簡単にできる方法です。

でも、それを上回る強い精神的緊張が起こると、この方法でも対応できなくなることがあり、その場合は精神面は心療内科医の助けが必要になることもあります。もう一つ大事なことは、唾液がどんどん出るので平行して水の適度な補給が必要です。

>その反面、やはりまだ人が怖い、話したくない、近づきたくない、できれば学校なんかいかず自分の部屋にとじこもって生活したい、、、と人恐怖症なところもかなりあります。
実 際に恋なんかしなくてもいいや。。相手に不快や迷惑をかけたくないと思って無理やり恋をしないようにしています。悲しいですけどそういうふうにしかできま せん。中学校時代にひどかった腹痛もまた復活してきています。友達に相談したいけれど、相手からどういう答えが返ってくるのか不安でたまりません。

すでに、あなたは精神的緊張のために腹痛を起こすなどの身体的影響が出てきています。
ガ ム法はあなたの気のすむ方法で継続しながら、できれば、人に対する恐怖心などを緩和するために心療内科の先生に相談した方が解決は早い気がします。今の状 態では、いくら硬い溶けないガムを用いたとしても、同じ結果になる気がします。最後は小石しかない思うようになるでしょう。でもこれは危険なのでやらない でくださいね。



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