草審判の久間です。

ご質問のとおり，公認野球規則には，投手の
自由な足が投手板の後縁を越えたら必ず打者に
投球しなければならないと記載されています。
競技者必携に書かれていますような，軸足と
自由な足との関係については述べられていません。
しかしわが国では，投手の
「自由な足が投手板の後縁を越えた」と
「自由な足が軸足と交差した」は同意と解釈されています。
ですので，投手が自由な足と軸足を交差させる動作を
行ったら，規則上投手の自由な足は投手板の後縁を
越えたとみなされて，投手には打者に投球する義務が
発生するのです。

私も初心者であったころ，先輩の審判員からは
「一・三塁の塁審は投手の自由な足と軸足が交差して
いないか常に注意しろ。交差したら投手板の後縁を
自由な足が越えたと解釈するのだ。この状態で投手が
走者に対してけん制球を行ったらボークを宣告せよ」
と教わりました。

以上でお答えになりますでしょうか。
失礼致しました。

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【267】 自由な足と軸足が交差した場合 2002/5/20(月)21:04 伊勢　美剣

┣【270】 両者同一とお考えください 2002/5/21(火)07:28 久間(くま) ≪