まず、最初のケースですが、無論セットポジションからのことですよね。自由な足が上がり、軸足
と交差したら、本塁に投げるしかありません。顔は振れても投球時は打者を見ていたなら、問題あ
りません。・・・軸足が交差していなくても膝が９０度に曲がるほど上げた場合は、塁に投げれば
「投球の変更」になりボークでしょう。ですから自由な足を上げたら投球しか出来ないので、ボーク
ではないと思うのですが、あまりにも巧妙になさるから「ボーク！！」と騒がれたのだと思います。

次のケースもボークではありません。二塁に踏み出して偽投をせずに、軸足を外すと「自由な足」を
先に外したことになりますので、「ボーク」。しかし、左投手さんの場合は「偽投」をしてから外し
ているので、そのまま走り出しても「ＯＫ］です。ただし、二・三塁に限ります。

　もう一つ述べますと、うまくやった！。と言うような時は、皆が騒ぎます。「ボークだ！」と・・
審判員にも「ボークとは、走者を意図的に騙そうとしたこと」と思い込んでいる人もいますから、困
ったことではあります。[原注」に確かに書いてあり誤解、誤読する人が多いのです。

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【874】 左投手 2007/8/13(月)18:55 サウスポー

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