1234 スクイズプレイのときに反則打球があった場合の処置 |
草審判の久間です。 スクイズプレイが行われた際,打者が反則打 球した場合は貴方のご指摘のとおり,三塁走 者にアウトが宣告されます。 反則打球が成立するのに必要な二つの条件です。 1) 打者が片足または両足を完全に打者席か ら出して,しかもその足が地面に触れている こと, 2) 打者がバットに投球を触れさせたこと。 バットに触れた球がその後フェアになろうが ファウルになろうが,またはファウルチップ となって捕手に捕球されようが,それはまっ たく問いません。 反則打球が宣告されて三塁走者がアウトにな ったとき,そのときの投球はノーカウントと なります。すなわち,打者は打ち直しなのです。 例: 一死三塁。打者のカウント2-2からスクイズ。 打者は投手の行ったウエストボールに対し, 片足を打者席から完全に出してバントした。 打球は結局ファウルボールとなった。 審判員はこのプレイに対し反則打球と判定, 三塁走者にアウトを宣告した。 そして,二死走者なしとして,打者にカウン ト2-2から打ち直しを命じた。 失礼致しました。
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