1253 守備妨害ならば走者は進塁できません |
草審判の久間です。 打者走者が打者席を出た後,フェアの打球に 触れた場合は守備妨害が宣告されます。 ご質問の中の球審はお書きのとおり守備妨害 を宣告したのでしょう。 守備妨害が宣告された場合,各走者は妨害発 生の瞬間に次の塁へ進む権利を失い帰塁しな ければなりません。 その際の帰るべき塁がどこなのかにつきまし ては,妨害の内容によって異なります。 今回の妨害は打球に対するものですので,走 者は投手の投球当時に占有していた塁である 一塁まで戻されることになります。 (公認野球規則 補則 走者の帰塁に関する処置) 審判員は走者を二塁に進めた状態で試合再開 したそうですが,一死一塁から再開しなけれ ばなりませんでした。 チームメイトのご意見が正解です。 失礼致しました。
〔ツリー構成〕
【1248】 こんなことがありました 2003/6/11(水)20:52 野球小僧 |
┣【1250】 re(1):こんなことがありました 2003/6/11(水)23:27 審判見習い |
┣【1253】 守備妨害ならば走者は進塁できません 2003/6/12(木)00:37 久間(くま) |
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