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2003/8/25(月)01:09 - 久間(くま) - yahoobb218130040174.bbtec.net
草審判の久間です。
投手板に触れている投手がけん制球を行う際
に要求されているのは,自由な足を送球する
塁の方向へ踏み出すことです。
投球のときは死球防止のために打者へ正対す
る(打者へ顔を向ける)ことが必須とされます
が,送球の場合はそれは必要ありません。
(公認野球規則 8.05c,8.05f)
蛇足ですが,投手板をはずした投手は内野手
として扱われますので,どのような姿勢で送
球しましてもボークと疑われる心配はありま
せん。
右投手が顔を打者へ向けたまま,三塁へ左足
を踏み出して送球することは差し支えありま
せん。
もっともこのような動作はたいへん不自然な
ものですし,私自身まだ一度もお目にかかっ
たことはありませんが…。
かつて,投手板をはずした投手が顔も自由な
足も打者側へ向けたまま三塁へ送球するとい
う場面に出くわしたことがあります。
このときは走者はまったく裏をかかれてしま
い,確実にタッグアウトかと思われましたが,
当の三塁手も裏をかかれてしまって送球を後
ろへ逸らしてしまいました。結果,1点を献
上してしまいました。
失礼致しました。
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┣【1738】 走者に正対しなくても送球して構いません 2003/8/25(月)01:09 久間(くま) |
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