1828 re(1):失策と安打の境界 |
答えになるかどうかわかりませんが、とりあえず説明させていただきます。 まず、安打か失策かどうかを判断するのは審判ではありません。記録員です。 そしてその判断は記録員に一任されます。 「公認野球規則」では、さまざまなケースについて詳しく規定されてはいるも のの、「〜と記録員が判断した場合は・・・」などという記述が多いことから わかるように、結局は記録員が判断するものです。ですから、審判と同様に、 「ええっ!今のがヒットかよ〜」 などと思ってしまうプレイが、プロなどでもたまに見受けられます。記録員に よって判断が違うことも、ある程度やむを得ないところでしょう。 10人中8人までが「エラーだ」と思っても、記録員が「ヒット」といえば ヒットなのです。 ですから、ヒットかエラーかという類の問題はその場にいないとなんとも判断 できかねます。またその場にいても、人によって判断が異なることもあります。 例えば、ご質問のなかにあります「ジョギングペースで」という記述にしまして も、人によっては「懸命に走っていた」というかもしれません。 >プロ野球で安打だが、草野球で失策になる場合 なんとお答えしていいかわかりませんが・・・ プロ野球等では、すべての記録に関して公式記録員が独自の判断で決定する権限 を持ちます。もちろん、公式記録員はどのチームにも属さない完全な第三者でな ければなりません。草野球では公式記録員などいませんよね?当然、相手チーム のスコアラーと判断が異なる場合もあるでしょう。それはそれでいいのではない でしょうか? もし完全に公正を期して判断するのでしたら、プロも草野球も違いはないと思います。 答えになりましたでしょうか?
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