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221 昨日の岩村のスライディングは
2002/4/26(金)21:02 - 新米主将 - nttkyo044238.adsl.ppp.infoweb.ne.jp


 昨夜のG対Ysでの岩村のスライディングは、かなり不愉快に感じたのですが・・・。

 1対1で迎えた4回表Ysの攻撃。一死満塁で9番ピッチャーのホッシズを迎えた場面。
G守備陣は、ホッシズを平凡なサードゴロに打ち取り、併殺を狙ってホームへ送球。
 しかし、サードランナーの岩村が、本塁から一塁へ送球しようとしたG捕手の阿部の足元に強烈なスライディング。
完全に送球体制に入っていた阿部は、このスライディングを避ける事が出来ずに岩村と激しく接触。
あわや負傷か?!と言う、大変危険な場面でもありました。
 このプレーで、本塁はアウトになったものの一塁は当然セーフになりました。
勿論、Gの原監督は、審判に「守備妨害だ!」と猛抗議。
しかし、この抗議は受け入れられる事はありませんでした。

 Ysサイドの見方からすれば、次打者が1番真中である為、意地でも併殺は避けたい場面。
しかも、ゲームは中盤に差し掛かり、早めに勝ち越し点を取り、試合の流れを引き込みたい場面でもありました。
ですから、闘志あふれる岩村のスライディングは、勝利への執念として、ナイススライディングとなります。

 しかし、このプレーを客観的に見ていた私は、かなり不愉快に感じました。(私はGファンではありません。)
本塁フォースアウト後、安部はスライディングの影響を受けない様に、一塁方向に大きくステップして送球体制に入っています。
三塁ランナーの岩村が、本来突入すべき本塁はがら空きの状態です。
にも関わらず、スライディングした足の方向は、あからさまに阿部の足を狙っていました。
言わば、併殺を阻止する為に、故意に足を安部に向けたと言う事です。

 草審判の皆さん。私は逆にお聞きしたいです。
このプレーが守備妨害に値しないとしたならば、どんなプレーが守備妨害なのでしょうか?

 突進してくるランナーに対し背を向ける(右利きなので)体制で一塁に送球しなければならない安部捕手は、
セカンゲッツーの時の様に、突進してくるランナーを視野に入れる事ができません。
だからこそ、一塁方向に大きくステップし、本塁を空けて、自己防衛の手段を講じています。
にも関わらず、ランナーが足を狙ってスライディングをしてきているのです。
 サッカーで言うなら、背後からの危険なタックルと呼ばれるプレーです。
最低でもイエロー。厳しい審判なら一発レッドのプレーです。

 「勝つためには何でもヤル」と言う泥臭いスピリッツは、勝負事の世界では必要不可欠ですが、
相手選手を怪我させてまで、やる必要性ってありますか?
阪神の矢野捕手もそうですが、怪我した方が損で、怪我させた方が得ってのはおかしい話だと思います。

 なんだか、草審判の皆さんに怒っているような文面になってしまいましたが、そうではありませんので御理解ください。
ただ、プロ野球で横行する本塁でのクロスプレーって、最近何でもありじゃないですか。
その横行を許し、それが当たり前と言う感覚を作ったのは、プロの選手達では無くプロの審判に責任がある様に思います。
 選手達は勝つために必死になっていますから、ある意味なんでもやろうとするのが当たり前です。
しかし、そのプレーの度が過ぎた時、それを戒め改めていく存在が、捌きの権限を持つ審判の役割ではないでしょうか?

 最後に余談ですが、草野球界にも、なんでありなチームって多いような気がします。
勝利至上主義。常に上を目指す為には必要な心がけですが、度が過ぎれば野球以前の問題です。
 今回の様なプレーは否定しませし、むしろ必要な姿勢だと思います。
しかし、もう少し分からない様にさりげなくやって欲しいものです。
相手チームに、「ちっ、上手い事やられたな。」と思わすように。

失礼いたしました。


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