397 投球が打者の身体に触れたときの判定 |
草審判の久間です。 投球が打者の右手に触れたことを確認 なさったのに,ファウルボールの判定を されたのですか。 投球がバットに触れない限りファウル ボールの判定はできません。 打者は構えたバットを引いたとのことですので スイングの判定とはならないでしょう。 また,投球はストライクゾーンを通過しては いないそうですので,見送りのストライクも 宣告できそうにありません。 では,宣告できるのはボールと死球のどちらか でしょう。 打者が投球を避ける動作を行わないで投球に 触れた場合,死球の判定とはなりません。 しかし,投球の性質上打者は投球を避ける ことができなかったと球審が考えたときは 死球として構いません。 今回のケースでは打者は投球を避けるような動作は 無かった様子です。ですので,ボールの判定で 問題はないかと思われます。 が,もし貴方が打者はバットを引くことに懸命で, 投球に身体が当たらないようにするところまでは 反応できなかったとお考えになるのであれば死球 を宣告しても結構でした。 残念なのですが,貴方の宣告したファウルボールは 誤りです。 ボールまたは死球のどちらかが正解となります。 なお,投球が打者に触れた瞬間にボールデッドとなり ます。一塁走者は打者が一塁に生きない限り二塁に 進むことはできません。 失礼致しました。
〔ツリー構成〕
【394】 引いたバットにあたった? 2002/7/15(月)22:59 若手くん |
┣【396】 re(1):引いたバットにあたった? 2002/7/15(月)23:15 カステラ |
┣【397】 投球が打者の身体に触れたときの判定 2002/7/16(火)00:16 久間(くま) |
┣【401】 なるほど、了解しました。 2002/7/16(火)10:24 若手くん |
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