草審判の久間です。

ご質問のとおり，ストライクゾーンとは，打者が
バットを構えて投球を待つときの姿勢で決まるのでは
ありません。
打者が投球を打つために踏み出したときの姿勢で
もって，その打者のストライクゾーンが決定
します。
がしかし，踏み出して投球を打とうとする姿勢という
ものは，実際にそのときが来るまではなかなか球審は
わからないものです。
ですから，打者の素振りを見ることによって，球審はその
打者の打つときの姿勢というものを瞬時に判断するのです。
私たち専門の審判員を対象とした審判講習会において，
「素振りを見てストライクゾーンを判断せよ」
「常にストライクゾーンという五角柱を目の前で描け」
と教えられるとおりです。
もし素振りする場面を見ることができなかったときは，打者
が打者席について，普通に構えたときの姿勢より若干低めが
ストライクゾーンの上限であると私は考えています。
打者が空振りなり，ファウルボールを打ってくれました際には
その打者の確実なストライクゾーンが判明することでしょう。

失礼致しました。

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【70】 ストライクゾーン　その３ 2002/2/18(月)00:54 伊勢　美剣 ≪

┣【73】 踏み出して打とうとするときの姿勢です 2002/2/18(月)07:46 久間(くま)