794 「言う必要はない!」 |
以前、連盟の公式戦であった事例ですが、私はキャッチャーをしていました。 状況は一死一・三塁、その時ピッチャーは投球動作に入った後完全に静止し、 その後三塁に偽投、振り向いて一塁に投げようとしたときにランナーが飛び出して いたので、挟殺しようとボールを持ったまま一塁方向へ走り出しました。数歩 進んだところでホームをうかがっていた三塁ランナーに気づき、今度は三塁へ。 しかしあまり離塁が大きくなかったので、それまで自分が保持していたボールを 一塁手へ送球しました。送球を受けた一塁手から、遊撃手・そしてまた一塁手へ とボールが転送されたところで相手ベンチから「ボークだ!」の声。その声に つられるかのように主審が「ボーク!」と宣告。 もちろんキャッチャーの私は猛抗議です。「どの行為がボークにあたるんだ! ちゃんと三塁に踏み出した後にプレートを外してるじゃないか!」 しかし主審は黙ったままで何も答えません。「主審がボークと言うならボークで 仕方ない、でも宣告が遅すぎるでしょう。一体どの時点でボークだったんですか?」 尚も問い続ける私に主審が言ったのは「答える必要は無い!」でした。 納得のいかない私は、「俺もピッチャーも何故ボークかがわからないままなら、 この後ランナーが出たときは全部ボークを犯してしまう。直したいからおしえてく れ」と言ったんですが、やはり「そんな事は試合中には言えない。終わった後に言う」 とのことでした。 状況説明が長くてわかりづらくなり申し訳ありませんが、久間さんが再三おっ しゃっているように、ボークに関しては主審の判断に委ねられることが多いようです し、その時の判定については仕方が無いと思います。でもその時の状況を考えると 相手ベンチの発した声につられたものとしか思えず、非常に悔しい思いをしました。 連盟に所属していて、色んな審判員の方を見てきましたが、大多数の審判が高圧的 であり、あまり好意や敬意を持てるような方には出会いませんでした。 久間さんに主審をしてもらえるチームの方は本当に幸せだと思います。いつかは 私のチームの試合も久間さんのようなプレイヤーのことを気遣ってくれる方に 裁いてもらいものだと思います。 いつかそんな時がきたらよろしくお願いしますね、久間さん。
〔ツリー構成〕
【787】 これってやっぱりボークですか? 2002/12/1(日)22:59 37エース |
┣【788】 ボーク宣告の理由はその場でご確認を 2002/12/2(月)06:44 久間(くま) |
┣【794】 「言う必要はない!」 2002/12/3(火)05:01 ひろ |
┣【795】 照れるじゃないですか。おやめくださいよ 2002/12/3(火)09:04 久間(くま) |
┣【800】 re(1):これってやっぱりボークですか? 2002/12/4(水)22:24 37エース |
┣【821】 プレイの進行中でなければ規則説明は構わないですよ 2002/12/19(木)15:16 久間(くま) |
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