〔前の画面〕
〔クリックポイント〕 〔一覧〕
〔最新のログ〕 〔フォーラムメニュー〕
2003/1/20(月)19:34 - 久間(くま) - ns.meiji.co.jp
草審判の久間です。
私は一概の草野球審判員にすぎませんので,米国の
野球の事柄については推察の域をでない回答しか
できませんことをお許しください。
わが国においても,投球の性質上打者が避けることが
できなかったと球審によって判断されたときは死球が
宣告されます。
あまりの速球のために避ける間もなかったとか,
投球を打とうとしていたために避けることができな
かった場合がそれに該当します。
以上のことから,貴方のご友人の「投球が打者の視線
から消えたりする場合,よける動作をする間が無く
あたってしまう場合などが多いから」死球を宣告すると
いうお考えには誤りはなく,両国間で考え方の相違は
ないものと私は考えます。
例え守備側チームが,打者は避ける動作をしていないと
主張しましても,打者は投球を避けることが不可能で
あったと球審が判断したら,それは死球となるのです。
恐らく米国の投手の球速は日本の投手とは比較できない
くらい速いのでしょうね。
そのため,打者は避ける間も与えられずに投球に触れて
しまうケースがほとんどなのでしょう。
それゆえに,ストライクゾーン内で打者が投球に触れた
場合と打者自ら投球に当たりに行った場合以外は,
投球を避けることができなかったという理由で死球が
宣告されることなのでしょう。
米国の野球規則解説がなされている米国のホーム
ページを見たのですが,
If the batter makes no attempt to avoid the pitch,
it is a strike or ball (as the case may be),
and the batter remains at the plate.
と述べられていて,米国でも打者が投球を避けようと
しないときはストライクまたはボールが宣告される
規則であるとわかります。
わが国の公認野球規則は米国の公認野球規則を和訳
したものですから,条文においても両国に差がある
ことはありません。
以上が私の考えです。
この件につきましては,米国のサイトを今後も調査し,
何かわかればこのフォーラム上で書かせていただき
たいと思います。
失礼致しました。
〔ツリー構成〕
【842】 よけない死球 2003/1/20(月)17:53 阪神ファン |
┣【843】 両国間に考え方の差異はないでしょう 2003/1/20(月)19:34 久間(くま) |
-
-
-
┣【847】 聞いて下さい。 2003/2/4(火)11:23 いけちゃん |
-
-
-
-
〔前の画面〕
〔クリックポイント〕 〔一覧〕
〔最新のログ〕 〔フォーラムメニュー〕
※ 『クリックポイント』とは一覧上から読み始めた地点を指し、ツリー上の記事を巡回しても、その位置に戻ることができます.
〔**トップ **〕/
リーグ名簿/
草野球リンク集/
草野球資料室/
草野球フォーラム/
「まるドの目」
「くまの穴」/
「草野球の科学」/
「マネージャーの声」/
「拝啓 新興チーム様」/
** ログイン**