審判フォーラム - 過去ログ３(2006年10月09日No.0001～2008年05月23日No.2011)

943 いつもの自己論です

2007/8/29(水)17:33 - 宗二郎 - 60.32.115.226

【7・10原注】　審判員にアピールとわかる動作によって、その意図が明らかにされなければならない。
               プレーヤーがボールを手にして塁に何げなく立っても、アピールをしたことにはならない。
              【注三】　アピールするには言葉と動作とで、はっきりとその旨を表示しなければならない。
　                      なお、ある一つの塁を二人以上の走者が通過したさい、
                        その塁の空過を発見してアピールするには、
                        どの走者に対するアピールであるかを明示しなければならない。
                        たとえば、甲、乙、丙の三走者が、三塁を通過し、乙が三塁を踏まなかったときは、
                        乙に対するアピールである旨を明示しなければならないが、
                        もしこのとき甲が空過したと誤って申し出て、審判員に認められなかった場合でも、
                        その塁を通過した走者の数までは、アピールをくり返して行なうことができる。

以下は、私なりの『自分にとって都合の良い勝手な解釈』です。

今回の事例（１死３塁で内野フライ）では、野手が３塁へ送球した『動作』によって、
アピールの『意図』は明らかにされています。
この『意図』が求めるものは、ただ一つです。
したがって、野手はこれ以上『旨』を表示する必要はありません。
声に出さなくても、審判はジャッジするべきだと思います。

【注三】の事例では、『動作』によってによってアピールの『意図』は明らかになったものの、
『どの走者が？』という『旨』が不足していますので、
野手は声に出して『旨』を明示しなければならないと思います。

『動作』によって、対象となる事象が特定できる状況なら、『声』は省略可能。
『声』が無ければ特定できないのであれば、『動作』と『声』が必要。
『打順間違い』の場合ように、『動作』のしようがなければ、『声』だけで可能。
何らかの事情で『声』を出せない状況ならば、地面に字を書いたり、
相手の選手の背番号や占有していた塁を、指で（３塁走者なら指を３本立てる）示しても可能。
などと考えています。
どこかに書いてあるのを読んだわけではありません。
ただ、ここまでやった上でのアピールと、それに対するジャッジであれば、
全ての人が納得して、次のプレイに入れると思っています。
それが『ゲームセット』という続きであっても。

〔ツリー構成〕

【923】アピールプレイ時の声と動作（長文すいません） 2007/8/27(月)22:17 みゆきゆ

┣【924】項目は一つずつが良いですが 2007/8/27(月)23:37 SPコーチ

┣【925】 re(1):項目は一つずつが良いですが 2007/8/28(火)02:11 新米少年野球審判

┣【926】 re(2):項目は一つずつが良いですが 2007/8/28(火)08:58 泉竜一

┣【934】 re(3):項目は一つずつが良いですが 2007/8/28(火)21:33 みゆきゆ

┣【943】いつもの自己論です 2007/8/29(水)17:33 宗二郎