1587 re(1):学童70mラインのルールについて |
70mラインのルールは、野手が触れたかどうかを問わず 二塁打(いわゆるエンタイトルツーベース)にするということですね。 悪意を持って70mルールを解釈すれば、こんなことが考えられます。 走者一塁で右中間の深いところに打球が飛んだとします。 エンドランがかかっていて、右翼手が打球に追いつくとき一塁走者はすでに三塁を回っています。 今から捕球して投げたって本塁は間に合いません。 そこで右翼手はわざと追うのをやめて打球を見送り、70mラインの向こうで捕球しました。 一塁走者はこのときすでに本塁に、打者走者は三塁に達しています。 審判員はどんなジャッジを下すでしょう…? やはり打者は二塁打で二塁に、またその場合、一塁走者は三塁に戻すのでしょうか。 関連してくるのは、規則7.05(f)(g)とそのすぐ後ろにある【付記】ですね。 眠たくなっててちょっと頭が働かなくなってきたので、 以下に規則だけ示して、一旦引っ込みます。 この辺をヒントに考えてみてはどうでしょうか? 7.05(f)フェアの打球が、 (1)バウンドしてスタンドに入るか、または野手に触れて進路が変わって、一塁または三塁のファウル線外にあるスタンドに入った場合。 (2)競技場のフェンス・スコアボード・灌木・またはフェンスのつる草を抜けるか、その下をくぐるか、はさまって止まった場合。 7.05(g)送球が、 (1)競技場内に観衆があふれ出ていないときに、スタンドまたはベンチに入った場合 (ベンチの場合は、リバウンドして競技場に戻ったかどうかを問わない)。 (2)競技場のフェンスを越えるか、くぐるか、抜けた場合。 (3)バックストップの上部のつぎ目から、上方に斜めに張ってある金網に上がった場合。 (4)観衆を保護している金網の目にはさまって止まった場合。 審判員は二個の進塁を許すにあたって、次の定めに従う。 すなわち、打球処理直後の内野手の最初のプレイに基づく悪送球であった場合は、投手の投球当時の各走者の位置、 その他の場合は、悪送球が野手の手を離れたときの各走者の位置を基準として定める。 【付記】悪送球が打球処理直後の内野手の最初のプレイに基づくものであっても、 打者を含む各走者が少なくとも一個の塁を進んでいた場合には、 その悪送球が内野手の手を離れたときの各走者の位置を基準として定める。
〔ツリー構成〕
【1586】 学童70mラインのルールについて 2006/5/21(日)22:27 少年野球役員 |
┣【1587】 re(1):学童70mラインのルールについて 2006/5/22(月)00:42 沼 |
┣【1607】 re(2):学童70mラインのルールについて 2006/5/26(金)23:49 少年野球役員 |
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