`96/4/21 琴が浜

 3/30と4/20が二回続けて潜りにいく予定が人が集まらずにキャンセルになったので2ヶ月ぶりのダイビングになった。行った先は真鶴の琴ヶ浜。ダイビングサービスからエントリーポイントまでちょっと距離がありタンクをかついで歩くのがけっこうきついという噂のポイント。今回は海洋実習の1回目の人を含む4人とスタッフ2人の計6人で行った。海洋実習の人ともう一人ウエットスーツの人がいた。事前の話では通常深海に住む「アカグツ」が見られるということで楽しみ楽しみと思って出かけた。

 1本目、皆で「アカグツ」をみよー!とはりきってエントリー。フードをかぶっていなかったためエントリーして水面移動をしているときにすでに頭がキンキンして痛い。ちょっとあったかくなったと思って甘く見たのがまずかった。そして潜行。し、しずまない。12Lのスチールタンクだからウエイトどうしようと言っていて腰に巻くと重いからBCのポッケにいれようといっていて忘れた。スタッフが運よくちょっと大目にウエイトをもっていたので分けてもらいなんとか潜行した。そして先週の月曜日にスタッフが「アカグツ」の写真を撮ったあたりをうろうろしたのだが見つからなかった。アカグツはいなかったけどミノカサゴ、30cm位のマゴチ、異常に速く泳ぐヨウジウオ、ひれの青さが奇麗だったホウボウ、そしてまだ小さい(3cm位)イザリウオ、などが見られた。

 2本目、もう一度「アカグツ」を探そうとがんばって潜った。しかし、結果は見ることはできなかった。先週タツノイトコがいたというところでも葉っぱだけしか見つからなかった。ただ、岩場でなく砂地にいる変なウツボとか、1m位のアカエイとか、ヒラメとか、コウイカの補食シーン&めまぐるしく体の色を変えるところ(求愛なのかな?近くにもう一匹いたけど。もしかしてジャマしちゃったんだろうか)、などそれなりに見物はいた。

 琴ヶ浜はガイドしてくれたスタッフがダイビングの専門学校にいっていた時の実習場所なので海の中で迷うようなことはない。やっぱりカメラをもって写真を撮るぞーといっていかないと奴は姿を現わしてくれないのだろうか。「アカグツ」は見ることはできなかったがホウボウとか、ミノカサゴとかが見れたのでそれなりに満足した1日だった。

 しかし、今回はたくさんの知り合いにあった。初めに小田原・厚木道路の小田原料金所の所のサービスエリアでぼくが会社の先輩にあった。先輩もダイビングにいくところだった。次に現地で僕らをガイドしてくれたスタッフの学校時代の恩師にあった。先生は今は独立して今日はFunDivにきていたらしい。そしてもう一人のスタッフの高校の後輩。と関係者にたくさん会う1日でもあった。

 連休&給料日前のせいか道路が驚くほどすいていたので、帰りは早川で温泉につかって帰ってきた。ウエットで潜っていた二人はやっぱり出てくるのが最後だった。

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