【二日目】

 翌朝9時にリゾートへお迎えが来ることになっていたので、7時にMちゃんを起こし朝食を食べにレストランへ行った。朝食はパンと、ベーコンと、目玉焼き。いわゆるアメリカンブレックファースト。食べていたらまわりに猫が集まってきた。猫の苦手なMちゃん、ベーコンを餌になんとか猫を遠ざけようとするがあまり効果はなかった。食事を終えて、ビーチで迎えを待った。
 待っているときに、Tシャツを忘れたことに気が付いたので急いで取りに行って戻ってきたらお迎えのScottyのバンカーボートが既に来ていた。ごめんよーと言いながらボートに乗り込むと、今回のガイドをしてくれるダイブマスターが迎えてくれた。今日は他にお客さんがいなくて僕ら二人だけ。うーん、とってもラッキィ。ログブックを見せて経験の確認。丁度前回の富戸で100本だったので二人からおめでとーと拍手してもらう(^^)v。

【1本目】 CRIVICE at Mactan Island

 久しぶりのマクタン。潜る前に今回はちゃんとブリーフィング。何mに何分いて、その後何mにあがって...。英語だけれど簡単な言葉なのでよくわかった。今回のポイントには壁に穴があるけど外から見るだけで入らないからね、と聞いたんだけど....。さらにバージが「No big fish. only small fish.」とつけ加えてくれた。
 いつものようにジャイアントでどっぽーんとエントリーしてビデオを受け取り潜降。約3ヶ月ぶりだけどあいかわらず魚は多い。雨期のせいか透明度はあまり良くなかった。
 壁沿いに流していると壁の上の方にスズメダイかハナダイの群れ。ビデオで取り始めたのだがずーっと続く続く長い長い。おしりが通りすぎてから止めようと思ったのだがいっこうに切れる気配無し。あきらめて途中だったけど止めた。こんな群れが今回はそこらかしこにいた。
 ブリーフィングで話していたように壁の穴のところに来た。たしか入らないからねって聞いてたんだけどバージが入っていく。はにゃにゃ??と思っていたらMちゃんと二人で一緒においでって言われたのでまいっかと思って入っていった。見上げるとお約束ではっついているミノカサゴがたくさんいた。20Wのビデオライトがかなり明るく感じる。しかしビデオに映っていた画像は思っていたより暗かった。

 あがってきてお昼はとりあえずリゾートへ帰った。食事は付いていないのでリゾートのレストランで食べようかってことにしてレストランへ。でもあまりお腹空いてなかったのでレストランの横にあったダイブショップの前に、白い砂がひいてあってデッキチェアーがあったのでそこでぶらぶらしていたら、そのダイブショップのオーナー(?)のGALが声かけてきた。最初はサメの歯のネックレスいらないかって言ってきたんだけど、結局そこのベンチに座って、今では日本でほとんど見かけない瓶のコーラ飲みながらなんだかんだ話していた。結局お昼は食べなかった。

【2本目】 AGUS at Mactan Island

 迎えの船が来たので乗り込むとアメリカンかな?って男の人と女の人が乗っている。一緒に潜るの?って聞いたら男の人の海洋実習だそうだ。女の人はインストラクターだった。と言うことでまた僕とMちゃんの二人+ダイブマスターという贅沢?のんびりダイビング。
 今度は1本目より流れが強い。ぷかーんと浮いたまま流れていけるのでらくちんらくちん。1本目でトライして失敗したガラスハゼの撮影をまたやってみた。今度はなんとかピントがあってきちんと撮れた。
 浅瀬に上がって安全停止がてら遊んでいるところでヘコアユを発見。3匹くらいふらふらしていたのでビデオに収めた。

僕らのが先に上がったので講習の彼らをピックアップしてリゾートへ送ってもらった。
 Mちゃんが例によって頭痛いというのでお昼寝。僕はリゾート内を一人でぶらぶらしてきた後ログを書いて僕もお昼寝。うとうとしかけたころにScotty'sのスタッフがたずねてきた。前もって行けたらカビラオに行きたいと言っておいたのだが、明日なら人数が揃いそうだからどうか?とのこと。Mちゃんとも相談しなくてはと思い、彼女の部屋のドアをノックするがぐっすり寝ていて起きない。しばらくしゃべっていて、もう一度ノックしに行ったら目を覚ました。で、どうしようか相談した結果行くことに決めた。しばらく3人で話していた。インターネットの誰か(忘れた)のページにそのスタッフのことが載っているそうだ。Mちゃんはそのページを読んだことがあって「本人ですかぁ?」って聞いたらそうだとのことで、しばらくその話題で話しが盛り上がった。あ、あと昨日の晩空港で会えなかった人は無事見つかったそうである。

 そうこうしていたら迎えが来た。今晩は現地の友人の家でパーティーなのだ。ちょうど、後二人(Kさん、Tさん)同じリゾートに泊まっているというので彼らを呼びにいき、リゾートの前からバタバタ(トライシクル)に乗って友人の家へ。さすがに横の人の乗るところに3人、バイクの後部席に一人と運転してるおにぃちゃん入れて5人も乗ったもんだから50ccのバイクはかなりきつそうだった。しかし一回スピードにのってしまえばそれなりにスピードが出ていた。

 バタバタを降りたあともまた少し歩いた。その間には現地の人の生の生活があった。牛がつながれていたり、洗濯をしていたり、小さな子供達が遊んでいたり、すっぽんぽんで泣いている子供もいた。
 到着すると友人が出迎えてくれた。その家には「BBQテラス」といわれる茅葺きの小屋が建っていて、たくさんの"Happy Birthday"とかかれた風船がまわりを取り囲むように飾ってあった。実はKさんがつい2日ほど前に25才の誕生日を迎えたのだということで、今日はその誕生日会も兼ねていた。食事の準備が整い真ん中には誕生日ケーキが置かれ乾杯をしてわいわい楽しい一夜が始まった。
 最後にはカラオケが始まった。なぜなのかは知らないがカラオケマシーンがあったのである。僕はほとんど聞いていただけだった。
 わいわいと本当に楽しい一夜を過ごした。
 帰りは、ちょっと歩いて大通りだけジプニーに乗り、また歩いてリゾートまで送ってもらった。

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