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−−−  第3章  −−−
 闇市はいつも面白いものが売っている。
 ほとんどが実用品だが、中にはガラクタなんかもある。
 俺が買ったこの帽子もある日まではガラクタと一緒だと思っていた。
 何しろ、どうやってもただの帽子だったのだから。

「よぉ。儲かってるか?」
 闇市のオヤジに挨拶をする。
「ちょうどいいところにきよったな。おまえさんは久々のお得意さんじゃ。こいつをくれてやる」
 そうしてもらったのがこの帽子だ。
 最初はなんだか分からなかったが、かぶった途端にオヤジが俺を無視した。
 話し掛けてもなんら返事をしない。
 ムッとした俺は、それでも律儀に金だけ置いて店を出た。
 その帽子の機能を知ったのはそれから数日後。
 どうもおかしいと思っていたが、その帽子をかぶっている間、周りの人間は俺の存在に全く気付かなくなるのだ。
 某漫画に石コロ帽子というアイテムがあるがそれと似ている。
 以前貰った眠りの小瓶やタイムストッパーは便利だったがリアルタイムの観察が出来ずにつまらなく感じていたところだ。
 奴隷の少女にビデオカメラを持たせて更衣室などに行かせたりしてはいたが、やはり生がいい。
 俺はまず女子高のトイレに向かった。
 ちょうど中休みでどの個室へも列が出来ている。
 その列をすり抜け、開いたばかりの個室に滑り込んだ。
 直後、列の先端にいた女生徒が個室に入りドアを閉めた。
 女生徒は帽子をかぶる俺の存在には気づかず、鍵を掛けながら金隠しに股がった。
 スカートをまくって腰にまとめると、パンツを下ろしながらしゃがむ。
 間もなく濃い陰毛の下から雫がたれ、勢い良く出はじめた。
 この時、ちょっとした疑問が浮かんだ。
 この女生徒は俺の存在に気付いていない。それはこの状況を見ても分かる。
 では、この状況で俺が彼女に物理的な影響を与えるとどうなるのだろうか?
 彼女の両肩に手を延ばし、…ちょっと考え直して彼女の胸元にまで手を降ろしてぐっと押した。
「きゃんっ」
 ブラウスの上から乳房が押しつぶされ、そのまま彼女の身体が倒れる。
 彼女はなんの予備動作も出来ずに放尿しながら転んだ。
 彼女の生尻がぺたんとトイレの床に付く。
 転びながらも放尿が止まる様子はない。
 彼女は驚いたものの、すぐに座り直して残りの放尿に専念した。
 放尿が終わると首をかしげながら床にこぼれた分をトイレットペーパーで拭いて、水を流して出て行った。
 入れ替わりで別の少女が入ってくる。
 スカートが捲られると、紺色のブルマーが視界に入った。
 スカートをベルトに絡ませてからブルマーとパンツを一緒に膝まで降ろす。
 そして腰を曲げて股間を覗き込むこと数秒。
 毛の手入れをしてから少女はしゃがんだ。
 すぐに放尿が始まった。
 霧吹きのように四方に飛び散るが、慣れたもので寸分もらすことなく便器に入っていく。
 出し終えると、股間を拭いて立ち上がった。
 ちょうど目の高さに少女の股間が来たので、人差し指で股間をなぞってみた。
 が、少女は無反応。どうやら大きな影響を与えなければ多少触っても俺の存在は無視されるようだ。
 膝に絡まるブルマーの中に隠れていたパンツをはき、尻の方を整えてからシャツを合わせ、それからブルマーをはいてスカートを降ろす。
 スカートの乱れを確認してから水を流して少女は出ていった。
 そして次の少女…。
 休憩のたびに制服姿の少女の放尿を、時には排便すら見れる状況はまさに天国だ。
 しかもその状態はやらせビデオのような物ではなく、それぞれの少女が誰にも見られていないはずという本当の姿なのだ。
 授業中はトイレは暇なので教室に潜り込むことにした。
 潜り込むと言っても堂々と、まるで教師のように歩き回るのだが。
 教室内を歩き回り、気に入った娘を見かけると、その娘の机の下に潜った。
 娘の足にぶつかっても問題はない。それどころか、邪魔だとばかりにぴったり閉じている膝を広げ、その間に頭を突っ込んだ。
 目の前に娘の股間がせまる。
 たとえ授業に専念していようとも、その股間をパンティごし、もしくは直に根気よく触りつづければ濡れてくる。
 さらに触りつづければ、娘の気持ちも高ぶってきて、授業中でも自ら指を這わせるのだ。
 結局放課後まで、休み時間はトイレで放尿・排便中の少女たちを見て触って楽しみ、授業中は教室で気に入った少女のパンティを脱がしてもらっては股間を直に嬲った。
 放課後には部室巡りをする。
 体操部は練習では運動着になるだけなので下着程度にしかならないが、水泳部などは更衣室で素裸になるはずだ。
 水泳部の更衣室はプールのそばにあるはず。プールに向かうとそれはすぐに見つかった。
 部員の一人が入る瞬間を狙って、すき間から中に入る。
 すでに水着を着てしまったものもいるが、ほとんどはまだこれかららしい。
 すごいのは誰一人としてタオルなどで体を隠さずに着替えていることだ。
 小さな乳房から大きな乳房、形の悪い乳房からよい乳房までさまざまな乳房が彼女たちの動きに合わせて揺れる。
 乳房の先端にある乳首も、色や形が様々だ。色は濃いピンクから黒、形は乳輪が大きいものから小さいもの、乳首がないものから太く大きく突き出たものまで。本当に様々だ。
 下から覗けば大事な部分がよく見える。
 毛が濃いものから薄いもの、中にはない者もいる。
 形も、幼児のように1本筋のものから陰唇が多大にはみ出しているものまで。
 おおっぴらに触ることは流石にできないが見られるだけで十分。と、思っていたが、何気なく思い付いて後ろから手を回して乳房をきゅっとつかんでみた。
「きゃっ、やぁだぁ」
 別の女子がやったと思ったようで、振り向きすらしない。
 これならいける。
 次々に彼女たちの生乳を触っていく。
 同じ乳房でも触り方で色々と感触が変わってくる。
 必ず2回以上、しかも両手で両方の乳房をそれぞれ違うやり方でもんでいった。
 そんなことも最後には誰もいなくなり、プールの方が騒がしくなった。
 バッグを1つ空にしてもらい受けると、その中に彼女たちの下着を、替えも含めて全て詰め込むと一旦外に出た。
 バッグはそのままでは見られてしまうが、一旦帽子を外して再度かぶればバッグも帽子の機能の対象となる。
 そのまま校庭の隅に隠すとプールに戻った。
 今日は気温が低く屋内とはいえ温水ではないから冷えてトイレが近くなるはずだ。
 戻ってみると思ったとおり、すぐにトイレにはいる女子がいた。
 その後を追うが、すんでのところでドアを閉められてしまった。
 仕方なく、上から忍び込む。
 ちょうど水着を脱ごうとするところだ。
 体に密着する、濡れた水着をずりずりと自分の体に這わせるように脱がし、膝の辺りにまとめると少女は便座の上にしゃがんだ。
 間もなく放尿が始まり、清楚な雰囲気の少女の割にやけに太い水流が便器の底へ消えていく。
 便座に頬を押しつけてのぞき込んでみるとびろびろの小陰唇が本来の流れを崩して極太なそれに変えているようだ。
 し終えると、股間を拭き、水着を這わしながら着ていく。
 そして着終えると水を流し、出ていった。
 プールへ一緒に戻り、彼女たちの水泳姿を見続け、時にはトイレに行く者のあとを付いていったりした。
 トイレについて行って気づいたことがある。水着を脱ぐ場合と脱がない場合と2通りあるのだ。
 脱ぐ場合は最初に見た娘同様、ズルズルと脱いでいる。
 脱がない場合、股間に当たる布をずらしてするのだ。
 なかなか器用だが、たまに失敗して自分の手にかけてしまう者もいた。
 部活動が終わり、部員たちは更衣室へ戻っていく。
 更衣室には彼女たちの下着はない。騒ぎになるのは間もなくだろう。と思いながら一緒に入っていくと…。
 先に入っていた者たちは下着の確認などせずに水着を脱ぎ出していた。
 騒ぎはそれから数分後だった。
 しかし、無い物は仕方ない、とばかりに彼女たちはノーパンノーブラで制服を着、全員で職員室に向かった。
 無論、脱いだ水着は濡れているので更衣室に置き去りだ。
 俺はその水着全部ももう1つのバッグに詰めて持ち出した。
 校内を見飽きた俺は途中で帰ったが、その後警察が来たりと騒ぎは大変だったらしい。
 俺はそんなことも知らずにコレクションに埋もれて楽しんだ。
 なにしろ、20人からの脱ぎたて下着上下、代えの下着上下、スクール水着がそれぞれあるのだ。
 しかしコレクションに飽きると、証拠は残すまいと全て捨て、再び女子校に向かった。
 1つのトイレには5つの個室がある。俺は10台のビデオカメラを用意した。
 用意したと言っても、途中のカメラ屋から失敬したものばかりだ。
 その時、ケーブル、編集機やモニターまで失敬してしまった。
 かなりの大荷物だが持てないほどではない。
 女子校の手近なトイレに入ると、1つの個室に2台ずつカメラをセットした。
 全ての画面は掃除用具前を陣取るモニターで編集機で切り替えれば見られる。
 また、全てのカメラの操作も手元で出来るようにした。
 休憩時間が始まり、女の子たちが入っていると録画開始、休憩時間が終わったら停止。
 これを1個所で2〜3日行えば、そこを使う女子生徒全員の一部始終が見られる。
 さらに全てのトイレを踏破するのに1ヶ月。これで全校生徒の分がそろった。
 テープは全て綺麗に編集して業者に売った。よもやそれが裏業界でのベストセラーになるとは以外であった。
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