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−−−  32日目(7/16)  −−−
積算距離:3813.0km
最高速度:53.4km/h
走行距離:154.59km/day

 朝7時起床。Y氏は早番でもういません。
 家主がいないのにのんびりしているのは少々気が引けますが、またも朝からしっかりと食事を取らせてもらいました。
 おかずにもいろいろ気を使って頂いて、九州にしかないと言う珍しいものも戴きました(珍しすぎて名前は忘れました)。
 そして8時前に出発。
 前日、Y氏からセブンイレブンを目印にするように言われたのですが、見つかりません。
 と言うことで初っ端から迷ってしまいました。
 さいさき不安ぞと思いつつも、南東に向えば何とかなるだろうと走ること数分、大通りに合流して走り続けることさらに数十分。
 その道が見事に大当たり。上手い具合に目的の386号線に入り、甘木に入れました。
 この甘木は温泉街です。何やらいい匂いがしますが、まだ9時なので開いている店はありません。
 朝しっかりと食べたのに香りに誘われて何か食べたくなった私は386合沿いの道の駅でいも饅頭とおはぎを食して再出発。
 湯布院には9時着。ビール園はちょっとイメージが違う感じがしてやめてしまいました。
 そして真っ直ぐに下ん湯へ。
 上がると16時。銘菓だというトウフアイスを食べて出発。

 16時40分に由布院を出発。Y氏に今日中に無理だと言われていた峠越えをすることにしました。
 自転車のくせに由布岳という別名豊後富士という山の脇を通る道をあえて選んで走りました。
 峠と思われる地点に着いたのは出発してから約1時間後。
 ここで不思議な現象に出会いました。由布院に入ってすぐのところでは別府まで20kmだったのに、由布院を出るところでは21km。1時間走った峠でも21km。…何なんでしょう?
 何にしても、Y氏に今日中には無理だと言われていた峠越えだけは何とか果たせました。
 しかし地獄巡りと言う目的までは果たせず。
 代わりにガイドに載っていた甘味茶屋にて「やせうま」「豊後ぜんざい」を食べました。この2つを一緒に食べたのは少々失敗でした。
 それでも一応別府だけの郷土菓子らしいだそうで、おいしかったです。

 キチンとした夕食はデパートの安売り惣菜で済まそうとしたのですが、これが大失敗。
 別府の夜は早いです。デパートはすべて19時から20時までに閉まってしまいます。
 この旅で初めてコンビニ弁当を買いました。少々味が濃い気がしますが偶然でしょうか。
 夜は別府公園にて就寝。
 遅くまでスケボーをする少年たちがいましたが、やがて消えました。
....つづく
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