死を感じるとき、死を思うとき 眠りにつく前に底知れぬ死を感じた。それは突然やってきた。「ああ、いつか死ぬんだ」と言う思いに支配された。「死」とはどこからやっくるのか、生きている限り必ず来る死。そして、その時はいつ来るのか、死によって自分は本当にどうなってしまうのか。知っている限りの知識をかき集めても、死の向こうの確かな予備知識は皆無だ。そのときに感じたのは、絶望感ではなく脱力感だった。
今死ぬのと、何十年先に死ぬときと自分はどう変わっているのか、今死んでしまったとして、何か不都合があるのか、今日の眠りが覚めずに死となることもあり得る。眠りにつくように死ねるのだろうか。意識の中に、死がやってきてうろうろしている。
ひとりで、眠った。この家の中に今自分しかいない。この死をだれが見つけるのだろう。そんな頭の中には残念ながら、どんな曲も流れはしなかった。
翌日、無理矢理考えた、何か曲が必要だ。しかし、残念ながら思いつかない。しかたないので、「世情」を選んだ。これは、決定ではなく、一時的にと言うことになる。
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