#5 おいしさを守る = 泡

生ビールがビールがジョッキででてくるでしょ。あの、泡って、本当はすごいがんばってるって知ってた?あたしは、泡がひげのところとか、お鼻の頭の所とかにベチョッてくっつくのが嫌で、いつも、「まったくもう!!」って感じだったのだけれど、実は、あの泡が生ビールのおいしさの秘密なんだって。びっくり。
泡の正体は、ビールの中にとけ込んでいる炭酸ガスの気泡に、麦芽のタンパク質とホップの苦み成分(イソフムロン=舌噛むかと思ったよ)が膜を形成したもの。泡とビールを比べると、1.2倍泡の方が苦いんだって。
で、この泡がね、とんだすぐれもの。

1.ビールの炭酸ガスが逃げるのを防ぐ。
2.ビール自体が空気に触れて酸化するのを防ぐ
3.生ビールを外観から美味しくする。

という役割をしているの。すごいでしょ。
もちろん、きめ細かな泡はとってもすてきなデコレーションだけれど、でも、それだけじゃないのね。

ところが、ところがなの。この泡は、誰がどんな注ぎ方をしても、ちゃんと作れるとは限らないの。 いろいろなお約束を守って、きちんとやらないとでないんだって。さてここで、正しい泡の作り方。それには、1にも2にもグラスの油が大敵。グラスに油がついていると「カニ泡」という大きな泡が立ってしまうんだって。写真がちょっと小さいけれど、よく見てみてちょうだい。

きれいな泡とカニ泡

そこで美味しくきれいな泡をつくるために!!

1.グラスに残っていたビールは、一度完全に捨ててから、他の食器類とは別に洗浄する。スポンジも別にする。
2.グラスは水で洗う。(お湯だと水切れが悪くなる)
3.洗浄スポンジで、グラスの内外面を洗う。特に、油や口紅や指紋等がグラスに残らないように注意する。
4.洗剤はしっかり落とし、きれいにすすぐ。洗剤が残っていると泡消えを早くする要因になる。
5.グラスは拭かずに、清潔な場所にふせて、自然に乾かす。

きれいに洗ってあると、何回でそのグラスのビールを飲み干したかわかるほど、きれいに後が残ることもあるんだって。うちも、グラスちゃんと洗わなきゃ。

泡のリングの残ったグラス

ビールジョッキ

#6 泡の美しさと比率


波止場の飲み屋 「ままや」


ニャーニーズ・アイランド