現地採用の待遇は、会社によってかなり幅があると思われます。家賃補助をくれる会社は、
けっこういい会社ではないかと思います。(私の勤める会社はくれないから・・・涙)
家賃は、一人暮らしでNT$10,000前後というところでしょうか。会社が補助をくれたら
NT$20,000くらいまでアリかな?(あとは役職にもよるでしょう。)
この価格帯は、仲介業者に頼むか、自力で探すか微妙なところです。仲介さんに頼めば、
探す労力は節約できますが、この価格帯は扱っている物件数があんまり多くなさそうです。
そして、支払う仲介料(基本的に家賃一か月分)は、現地採用の身分にとっては、少なくない額です。
う~ん、迷いどころ・・・。
できれば、現地採用でも働こうとしているその行動力と、友人知人をフル稼働して、
自力で探したいところです。
私の場合は、数件ビルの管理人さんに聞いて、見せてもらいましたが、
最終的には、友人に紹介してもらったビル(友人自身も住んでいる)が一番きれいだったので決めました。
友人が、よさそうなビル・マンションに住んでいるときには、管理人さんからの最新情報を教えてもらうのがいいかも。
どのビルに貸し出し希望の空き部屋があるか?それは「赤紙」を見ます。ビルの入口などに「租」
と書いてある赤い紙をチェックして、電話して、部屋を見て・・・。を繰り返します。
けっこうな労力を要します・・・。
「洽管理員」とあるのは、「管理人に問い合わせて」という意味なので、ちょっと入って聞いてみましょう。
管理人さんが鍵をもっていて、その場で部屋が見られるかもしれません。
めでたく気に入る物件があったら・・・。
部屋の設備で足りないものがあったら、家賃も含めて大家さんに相談しましょう。
私の時は、元は大家さんが仕事部屋に使っていた部屋だったので、生活用具が一切無く(冷蔵庫と電子レンジだけあった)、
テレビとベッドだけを入れてもらいました。家賃・部屋そのものには大変満足(管理人さんも皆やさしいし。)
していますが、ひとつ「考えたり無かったな~。」と思うのは、収納スペース。
作り付けのクローゼットが一つもない部屋なので、いろんなものが片付かず、散らばってます・・・。
(自分の怠惰のせい?)
相談まとまったら契約します。契約書は文房具屋さんで売っているフォームを使うことがほとんどです。
途中解約などの取り決めを確認しましょう。(違約金のことなど。)
保証金(デポジット)は2ヶ月分が多いようです。
電話線が引いてあるか確認した方がいいです。ほとんどが、自分で
中華電信に申請する必要がありますが、
外国人は「居留証+もうひとつ何か身分証」が必要です。ADSLも申請する場合は、台湾人の保証人が必要です。
私が申請した時は、電話オンリーの時は、台湾人保証人は必要なかったのですが、最近審査が厳しいようです。
自分で探すことにトライしてみましょう。(会社の派遣留学の場合は駐在員扱いです。)
予算にもよりますが、自ら選んで外国で勉強しようとしているなら、最初の一歩からサバイバルを
経験するのもいいと思います。例外として、予算NT$20,000以上を考えている人は、仲介さんに頼むのもアリかも。
その場合も「日本語で頼れる」ことを期待するのは、せっかくの海外経験がもったいないと思います。
家賃NT$10,000以下で探す場合は、ルームシェアが一般的なようです。
3LDKくらいの部屋を学生数人で、一部屋ずつ借りるので、安く借りられます。
この場合、ルームメイトが重要なポイントかも。日本人同士だと常識が通じていいかも知れませんが、
中国語が進歩しなさそうですし、台湾人だと中国語学習には非常に好環境ですが、部屋の使い方などで、
ストレスが溜まるそうです。難しいところですね・・・。
物件情報は、大学の学生センター掲示板などにルームメイト募集などが出ているようです。
(すいません。この方法、実際には未体験ですので、すべて聞いた話です。)
あとは、
崔媽媽という情報センター(仲介業者?)を見てみましょう。