日米親善ベース歴史ツアー
今日は、楽しみにしていた、米軍横須賀基地の『日米親善ベース歴史ツアー』の開催日だ。夫のとろねこは、週のうちから、天気予報を気にかけていたようで、前日の夜には「明日はお天気〜♪」と言って楽しそうに準備をしていた。10月の半ばごろ、私が夕方のテレビニュースで見かけたこのツアー。翌日早速、横須賀市の観光課に電話をして要項を伺い、応募をしたのだった。その時点で、募集されていたのは、11月28日と、12月19日の2回で、その後の予定については、ホームページがあるのでインフラがあるならホームページを見てほしいというのが、先方のメッセージだった。
このツアーに応募したのには、二つの理由があった。何よりもまず、自衛隊だの警察や消防の車両だのに非常に強い興味を持つ(?)とろねこを喜ばせたかったこと。(本人の名誉のために書いておくが、ただ好きなだけで危ない人ではない。ドライブ中などに緊急車を見かけると普通の人よりリアクションが派手だったり、荒巻義雄さんの本をたくさん持っていたりするだけで、迷彩服もモデルガンも持っていないし、警察無線を傍受したりもしていない。)普段は、見学の許されない在日米軍の基地の見学、これに参加できたらうれしいに違いないと思ったのだ。
もう一つは、昔、昔、まだ10代のころ、英語で執り行われるキリスト教のミサに出たいと希望した私が、つてをたどってこの基地の中の教会に、毎週日曜日のミサに出席するために、はるばる東京の練馬区から通っていた時期があって、ニュースで基地の様子を見ていたら、とても懐かしい感じがしたのだ。思えば、英語の極端にできない学生だった私が、曲がりなりにも外人上司の元で働くことができるまでに英語力をアップしたのは、あのころが原点だったのだ。特にびっくりしたのは、私自身が、自分のそういう時代をすっかり思い出さなくなっていた事だったけれど。
最初に応募した11月28日は抽選に漏れた。その返信はがきに応募が定員の10倍以上あったことが記されていたので、はがきにあったURLにアクセスして、次の募集の情報を見てみなければ、などとぼんやり思っていた矢先、12月のはじめ頃に、今回の抽選にあたったというはがきが来たときには、本当にうれしかった。
また、今回、ホームページを作るに当たって、横須賀市のホームページを参考にさせていただいた。バーチャルツアーも掲載されているので、一度覗いてみてはいかがだろう。
★応募の概要
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