先日、他の地域の審判の方と合同である試合に立ちました。
私は、3人制の1塁塁審。
その日の主審のできは今ひとつ・・・低めのゾーンがずいぶんと甘いなあ
と見て取れました。
1塁側ベンチから「えーっ、今のストライク?」などとの声もでてきました。
あわせて、ハーフスイングの裁定については、ずいぶん厳しい感じです。
ゲームも終盤にさしかかり、ある打者が4〜5球、ファールで粘った結果、
カウントは2-3。次の投球にピクリと反応し、バットも肩口から少し先まで
動きましたが、打者はフォアボールだと1塁に向かって走りだしたそのとき
主審が「ストライク!スイング!」とコールしています。
打者および1塁ベンチは、収まりません。
振ってないよ!
今のがスイングのわけないだろう!
1塁塁審に聞いてくれ!
と口々に叫びはじめました。

今のをスイングと判定するのは酷だなぁと
私は見ていたのですが、主審はこちらに向かって
リクエストのポーズです。
えっ!・・・スイング、ストライクと判定したのを
打者のクレームがあったとはいえ、こっちに聞くなよ・・・

ハーフスイングに関しては「ストライクと判定しなかったときだけ」
じゃなかったっけ???
一番近くでスイングと判断した主審の判断をひっくり返すわけにもいかないなぁ。
と考えた私は「主審の判定どおりです。」とコメントするにとどめました。

9.02-Cには、その裁定に対してアピールを受けた場合は、最終の裁定を下すにあたって
他の審判員の意見を求めることができる。とあります。
また、同項【原注】には、ハーフスイングのさい、球審がストライクと判定しなかったときだけ
監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。
とあります。

主審は、スイングしたと判定したものですが
攻撃側のアピールを受けて、他の審判に意見を求めることができるのでしょうか?
また、求めるべきものなのでしょうか?
それとも、ハーフスイングについては、ストライクと判定しなかった時に、守備側の要請が
あったときだけ・・・と考えるのでしょうか?

私は、スイング、ストライクと判定しなかったときに、守備側から要請されたときだけ・・・
と考えていたのですが、9.02-Cの本文をあらためて見ると、攻撃側のアピールもありかなぁ
などと迷いが生じてきたところです。
ご意見をうかがいたく投稿しました。

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