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1398 「ストライク・バッター・アウト」と宣告しない理由 |
2003/7/7(月)08:10 - 久間(くま) - 71.22.244.43.ap.livedoor.jp
草審判の久間です。
> ただ、捕手が正規に捕球したら打者アウト
> なのは間違いないのでその際はバッターア
> ウトと言ってもいいように個人的には思う
> んですが、
第三ストライクを捕逸したにもかかわらず,
球審が正規に捕球したと勘違いして打者にア
ウトを宣告してしまうという誤審を防ぐため
にも,打者アウトの宣告は一切行わないとい
うことです。
何年か前までは,無死または一死で走者が一
塁にいるとき(振り逃げなしのとき)に限って
は,第三ストライクの宣告の後に,打者アウ
トの宣告を続けて行えと教わりましたし,私
自身も後輩らに指導してきました。
「ストライク・バッター・アウト」と球審は
コールして差し支えなかったのです。
でも今現在では球審の勘違いによる選手の混
乱を防止する目的で,アウトカウントや走者
の有無に関係なく,また捕手の捕球の状態も
考慮することなく,打者アウトは宣告しない
こととなりました。
> ところで、久間様、
> リンク先の写真は久間様なのでしょうか?
> かっこいいです。
それはそれはありがとうございます。
でも残念ながら,そのモデルは私ではありま
せん。私の同僚で,とある野球団体の副審判
部長を勤めている男です。
彼の宣告時のスタイルに私が惚れこんでいま
して,モデルを依頼したというわけです。
でも,彼の姿がりりしく見えるのは,カメラ
マンの腕前がいいからです。
そのカメラマンとは,何を隠そう,この私で
す。
(え? 聞いてないって? そりゃ失礼!)
今後「くまの穴」の内容は現在の「国際標
準」と呼ばれる審判技術に則ったものへ改定
してゆくつもりです。
その際は,文字だけによる説明を極力避け,
写真を添付して,そのジェスチュアが一目瞭
然になるようにしてゆこうと考えています。
失礼致しました。
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┣【1398】 「ストライク・バッター・アウト」と宣告しない理由 2003/7/7(月)08:10 久間(くま) |
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