1645 re(2):非接触型の走塁妨害(B項)について |
いよいよシーズン開幕です。楽しみですね。 「打者走者が2塁ベースをまわる際、2塁手にぶつからないようにするため減速しなければならず、 その結果、3塁でタッチアウト、または途中で2塁へ引き返したとします。 それがなければ3塁に進塁できていたと判断した場合、実際に野手と走者が接触していなくても、 走塁妨害を適用するべきでしょうか?」 === 走塁妨害B項適用すべきです。(審判はポイント(シグナル)します) 「ベース上は走者の走路なので、そこに立っていること自体が走路を塞いでいるとも思えますし、」 === ご名答、明らかな妨害です。(泉様の言われてるとおりです) 「また、これが走者なしの時に起きたとすると、野手の全てのプレイはこの打者走者に対して行われるものなので、 それがなくても3塁進塁は無理だったと判断したとしても、A項を適用して3塁へ進塁させるべきでしょうか?」 === B項です。A項の場合は、 7.06a項原注】 走塁を妨げられた走者に対して プレイが行なわれている場合には、審判員は "タイム" を宣告するときと同じ方法で、 両手を頭上にあげてオブストラクションのシグナルをしなければならない となり 即タイムを宣告します。打者走者にA項が宣告されるのは、1塁到達前です。 「同じケースで、遊撃手が定位置あたりで左翼手からの返球を待っている時、打者走者が2塁ベースから3塁ベース へむかう際に、外側へ自然に大きく膨らんでしまった結果、背中を向けている遊撃手と接触しそうになり、それを避 けたことによって3塁アウト、または2塁へ引き返したような場合は、いかがでしょうか?」 === B項です。プレイを行ってない(暇な内野手です)のに、走路または、その直近に位置してはいけません。 「遊撃手の位置が、外野手からの送球を待つのにふさわしい場所か否か、送球を受けようとしていたか、ただながめて いただけか、等によっても変わるでしょうか?」 === まさに送球を受け、タッチプレイにつながる場合のみそこに位置してもOKです。 「ただながめていただけ」は、妨害になります。打球の処理は守備優先、送球の処理は走者優先かな
〔ツリー構成〕
【1643】 非接触型の走塁妨害について 2008/3/3(月)12:05 宗二郎 |
┣【1644】 re(1):非接触型の走塁妨害について 2008/3/3(月)14:05 泉竜一 |
┣【1645】 re(2):非接触型の走塁妨害(B項)について 2008/3/3(月)15:43 太朗2 |
┣【1648】 re(3):非接触型の走塁妨害(B項)について 2008/3/3(月)22:57 SPコーチ |
┣【1656】 ありがとうございました 2008/3/5(水)11:16 宗二郎 |
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