2006.12.30-2007.1.3 ロタ
以前から年越しを海外でしてみたいと思っていたのですが、念願かなってピースドルフィンの年越しロタツアーに参加して来ました。
若干珍道中でしたが(笑)楽しいツアーでした。

12/30
ロタへの飛行機でのアクセスが10月から悪くなってしまった為、夜日本を発ってサイパンで1泊し翌朝ロタへ飛ぶという日程になりました。
その為、朝はゆっくり。でも年末なので渋滞を気にしてお昼ちょっと過ぎに出発。途中お昼ご飯を食べて山と合流しCちゃんを拾い、2時半頃Kさんを拾っていざ成田空港へ。
第三京浜→首都高→東関道とどこも道路はガラガラ。みんなもっと早くに移動しちゃったの?というくらい空いていました。6時に成田集合なのに4時過ぎには酒々井PAに到着してしまいました。普段なら駐車場へ車を預け、荷物を持って駐車場のバスで成田のターミナルに行くのですが、時間があるので先にターミナルへ行き僕らと荷物を降ろし、山が車を駐車場へ持って行きました。ターミナルに入っても年末だ!と言う程の混雑は無く、拍子抜けするくらい空いていました。車を預けて戻って来た山もその空き様に驚いていました。
5時半過ぎに成田で合流予定だったH君も到着しました。6時過ぎにカウンターが開いたので預け荷物のX線検査の列に並びました。前回サイパンへ行った時はX線検査のところで荷物を開けてチェックされたのですが、今回は誰もチェックさてませんでした。X線検査待ちの列こそ長いものの、そこを通ってしまえばカウンターの所はガラガラでチェックインはほとんど待つ事なく終わりました。
チケットをみると行きの機内食はSNACKと書いてあったので、夜中だし軽い物みたいだから、晩ご飯食べて行こうか。とレストラン街に行きました。何食べようか?と相談した結果、不二家にしました。
食事を終えると良い時間になったので手荷物検査と出国審査を通って出国。手荷物検査も出国審査も混んでいるという程ではなく時間もかかりませんでした。
出国した後は免税店で買い物したり、液体が持ち込み禁止なので飲み物を買って飲んだりして、時間が来たので搭乗しました。搭乗口では改めて全員の手荷物の検査が実施されていました。
NW18便は窓側の3列シートには二人だったり三人だったりと言った感じでちらほら空席もある感じでした。さすがに夜中の便だからこんな感じなのでしょうか。定刻よりちょっと遅れて出発しました。パーソナルスクリーンの無い機体でしたので寝ていようかなと思っていたのですが、結局メインスクリーンでやっていた「プラダを着た悪魔」を見ていました^^;。にもかかわらず、入国用の書類が配られたので書いていたらクライマックスの一番良い所を見逃してしまいました(^^;
チケットにSNACKと書いてあって軽食なのかな?と思っていた機内食はなんとカレーライスが出ました(笑)

サイパンへはほぼ定刻の翌12/31午前1時半頃に到着しました。さすがにこの時間に到着したのは僕らの乗った飛行機だけだったようで、入国審査は僕らの乗った飛行機のお客さんだけでした。
帰って来て友人と話をしてそう言えばと思ったのですが、サイパンはアメリカ合衆国なのですが指紋は採取されませんでした。指紋を採る為の機械も入国審査のブースでみた覚えもありません。2004年にグアムに行った時には確かに置いてあって、ああ、準備しているなと思った覚えがあります。入国審査のブースにあったPCはWindowsNT Workstationが動いていたので、指紋採取の機械が接続できないとか、接続できるPCに買い替えるだけの予算が取れないとか、もしかしたらそう言う理由もあるのかもしれないです。
荷物を受け取り税関で申告書を出したら「ロタに行くの?テニアンに行くの?」と聞かれました。ん?と思いつつ「ロタだよ」と答えると何やら審査官が申告書に訂正を入れていました。良く見たら、申告書に何処に何泊というのをマークする蘭があるのですが、サイパン2泊/ロタ2泊とマークしたつもりが、間違えてサイパン2泊/テニアン2泊とマークしていました。それで滞在先をロタのホテルだと書いたのでそりゃ聞かれちゃいますね^^;
建物を出て現地ツアー会社のバスで今晩の仮眠をとるSAIPAN OCEAN VIEW HOTELまで行きました。結局部屋へ入ったのは3時くらいでした。6時にはロタに行く飛行機に乗る為に空港へ行くお迎えが来るという事でしたのでほんのちょっとだけ仮眠をとりました。

12/31
朝5時に起きてシャワーを浴び、6時にチェックアウトしてツアー会社のお迎えを待っていました。

6時20分
お迎えに来ると言われていた時間は6時15分。
まあ、サイパンだしそろそろくるでしょう。

6時半
まだ来ない。
山がホテルのフロントにツアー会社と連絡がとれないか頼みに行きましたが、オフィスが開くのは8時からだからと言われて戻って来ました。

6時40分
まだこない。
う〜ん、やばいか?
飛行機は8時半発。
チケットは手元にあるので7時になっても来なけりゃタクシーかなあ。

6時45分
山がツアー会社からもらった封筒の緊急連絡先をホテルのフロントのお兄さんに「これエマージェンシーナンバーだからここにかけて」と頼んで電話してもらいようやく現地ツアー会社と連絡が取れました。

6時50分
緊急連絡先の電話に出たお姉さんがホテルにやって来ました。どうやらミスで送迎車が手配されていなかったようです。お姉さんがこちらに向かう前に送迎車は手配したという事で、ちょっとほっとして待っていました。

しばらくしたらエスティマが到着しました。それはよかったのですが、5人分のダイビング器材は結構な大きさがあるので、素直にはエスティマ程度のトランクでは載りませんでした。向こうのスタッフがもう一台手配するとかしないとか連絡を取っていたのですが、山はこういう積み込みには慣れたもので、最後部のシートを若干立てて3人分の器材を横にして載せ、その上に残り2人分を積み上げて見事積んじゃいました。
荷物が載ったので急いで空港へ向かって出発です。車内では運転するスタッフから、空港では別のスタッフが航空会社に連絡してカウンターを閉めるのを止めていてくれるので大丈夫です。と聞いたので、そっか、じゃあ飛行機には乗れるんだね。間に合えば問題ないよ、と僕らはあっけらかんと世間話してました。ピックアップを忘れた事は確かに問題ですがそれを今責めたって時計が戻る訳ではないですから、僕らの旅行予定が滞らないようにちゃんと手を打ってあるのなら問題無いです。運転していた現地ツアー会社のスタッフのお兄さんは日本人で昨日バスで案内をしてくれた人でした。サイパンへ来て7ヶ月だそうです。サイパンのグロットの綺麗さは知っていましたが他の島の海については知識が無いようでした。グロットの綺麗さは仕事柄覚えただけでダイバーではないのかもしれません。

空港には7時半ちょっと過ぎに到着しました。
サイパン⇔ロタ便は2005年2月にPIAが撤退した後、CapeAirがコンチネンタルコネクションとして運行しています。しかし10月にダイヤが変わりサイパン→ロタ→グアムかグアム→ロタ→サイパンかのどちらかが1日1便になってしまいました。しかもそれぞれサイパンもしくはグアムの出発が朝なので日本からアクセスするには前泊せざるをえない為、こんな朝っぱらに空港へ来るというスケジュールになってしまいました。(他にフリーダムエアーというローカルな航空会社が毎日運航しているのですがこれについては帰りで詳しく。)
到着したのは国内線ではなく国際線の出発ロビーでした。サイパンとロタとは同じ北マリアナ諸島なのでなんで国際線なんだろう?と思ったのですが「コンチネンタルはここから出るんですよ」と言うので、車から荷物を降ろしてターミナルビルへ入りました。
まず預ける荷物の検査です。国際線の為か全員ほぼ全部開けて出してチェックしていました。全部出したら全部戻す訳ですが、この時僕らは触れないのでTSAのスタッフがパッキングしてくれるのですが、見ていたら僕が自分でやるよりちゃんと収まっていました(^^;。僕がチェックを受けている隣で白人の老夫婦がチェックを受けていたのですが、ピザというかパイを朝食として持って来ていたみたいで「これはジェルか?」って聞いてました。液体やジェルは機内へ持ち込めませんからね。いや、それはジェルじゃないだろうと思いながら聞いてましたが、食べ物だからと言うような理由で持ち込みOKが出ていたようです。TSAの係員は3人いたのでそれ程時間もかからずにチェックが終わりました。チェックが終わった後はコンチネンタルのカウンターでパスポートも見せてチェックインしました。
チェックインが終わったので搭乗口へ向かいます。国際線のターミナルなので出国ゲートを通らないと搭乗口へは行けませんが、出国ゲートの所に係のお姉さんはいましたが、出国審査のブースには誰もいませんでした。
ここまで来てようやく朝食をとる時間的な余裕ができました。出発ロビーにある売店で、ハム&チェダーチーズのホットサンド?とドーナッツとオレンジジュースを買って食べました。
ロタへ向かうCO9131便は定刻よりちょっと遅く8時半頃に機内へ案内されました。搭乗口ではペットボトルの水をくれました。航空会社が自身でチェックした奴ならOKなのですね。飛行機は以前のPIAはShort 360でしたが、今回はATR42とちょっと大きくなっていました。機内もShort 360の1+2列に対しATR42は2+2列でした。
席へついて座っているとフライトアテンダントのお姉さんが前の方に座っている2列くらいの人に後ろへ移ってくれと言っていました。機体のバランスでしょうかね。
準備ができたので出発。

30分ちょっとでロタへ到着しました。飛行機を降りる時にフライトアテンダントのお姉さんが「ロタ?ロタ?」と一人づつ声をかけていました。この飛行機はグアムまで行きますから間違えて降りないようにと言う確認なのでしょうね。そういえば国際線のターミナルから出たのは、グアムまで行くからかもしれないですね。
建物に入るとサイパンからの到着便なので入国審査のブースに人はいませんでしたので、素通りして荷物が出てくるのを待っていました。
一つ、二つ、三つ、四つとメンバーの荷物が出てきました。後は僕のだけです。
と言う所でターンテーブルが止まってしまいました。

おーい、俺の荷物でてきてないよお、どこいっちゃったのお?

荷物をターンテーブルに載せていたお兄ちゃんがこっちに来ました。他にも何人か荷物が出て来ていない人がいたので、一緒に出て来てないよとバゲッジタグを渡しました。お兄ちゃんはもう一度荷物を調べに飛行機まで戻って行って、おばさんと戻って来ました。
そのおばさんは荷物が出て来てないというみんなにどこまで?行くのとボーディングパスを確認しながら聞いていました。僕は「ロタだよ」とボーディングパスを見せてと言ったら、何やらお兄ちゃんに指示をして、他の人を連れて行ってしまいました。
こっちに来いって言われなかったよな?と思っていると、お兄ちゃんが来て「どんな荷物だ?」と聞くので、そこにあった他のメンバーのキャスターバックを指差して「あんなやつで色はピンクというか赤な奴だよ」と言ったらまた飛行機に戻って行きました。
サイパンで載せ忘れた?確かにチェックインしたの一番最後だったし。とか、サイパンのターミナルで同じ頃出た便はNWの中型機が1便と中華航空が1便。間違えて載せちゃったとすると何処まで行っちゃったのかなあ?いずれにしてもロタへは日に1便しか飛んでないから今日はハンモックでお昼寝?
なんて事を他のメンバーと話しながら飛行機の方を見ていたら僕の荷物が飛行機の中から出て来ました。(ほっ)
何やらタグをみながらごそごそやった後持って来てくれまいた。「これか?」と聞かれたので「そうだよ」と答えると、もう一度ボーディングパスを見せてくれと言われたので、手渡すと、荷物に付けてあった旅行会社のネームプレートとボーディングパスとを見合わせて、同じ名前だと言う事を確認して渡してくれました。今までネームプレートって空港のターンテーブルで他の人が間違えないように程度にしか思ってなかったのですが、こういう時にちゃんと自分のだよという証明にもなるんですね。これからはちゃんと付けよっと。
お兄ちゃんが言うには、どうやら、サイパンの空港でバゲッジタグを他の人の荷物と付け間違えてたとの事でした。確かに小型のスーツケースが誰も受け取らないでターンテーブルを回っていましたから、あれと間違えたんでしょうね。飛行機が荷物の受け渡しが終わるまで駐機していたので助かりましたが、ちょっと大きめの空港だったら僕の荷物はグアムまで行っちゃったのかもしれないですね。

無事荷物を受け取って、建物の外に出るとホテルの送迎のお兄ちゃんが待っていました。彼も僕らが出てこないので心配してたかもしれないですね^^;
なぜかホテルの送迎車もエスティマでした(笑)。サイパンで乗ったのは現行型でしたがこちらは初代のでした。
そうそう、荷物が出てこないと言っていておばさんと一緒に行ってしまった人達はどうやらグアムまで行く人達だった様です。自分が降りる所を間違えるとはねえ。しかも降りる時にフライトアテンダントのお姉さんに確認までされてるのに。あ、でも、あの言い方だと「ロタまで行くんじゃないよね?」と言っているようにも取れなくはなかったので「ここはグアムだけどロタまで行くんじゃないですよね?」と言っていると思ったのかもしれないですね。まあでも降りれば建物にはRotaって書いてありますし、いくらなんでもグアムがこんなローカルな空港じゃないとか、サイパンからグアムへは入国審査が必要だって気が付くと思うんですけどね。日本人のカップルとご夫婦のようでしたが、あの後喧嘩になっていない事を祈ります。


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