2007.5.1-6 パラオ
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ダイビングのピックアップに合わせて7:30に起きました。外を見ると昨日の雨が嘘のように晴れていました。(^^)
8:00に朝食を食べにPPR内のココナッツテラスというレストランへ行きました。ビュッフェスタイルの朝食で、御飯、お味噌汁、納豆、ふりかけと言った和食と、アメリカンブレックファーストの両方の物が並んでいました。アメリカンブレックファーストの卵料理はシェフがそこで作ってくれていたので、オムレツをオーダーしてパンとかベーコンとかを取って来て食べました。ベーコンはちょっとしょっぱかったです^^;
ちなみに今回、朝食はツアーに含まれていて、ランチはダイビングに含まれていたので、自費?で払ったのは夕食のみでした。

9:30に今回ダイビングを頼んだ「クルーズ・コントロール」のスタッフが迎えに来てくれました。
日産のセレナに僕ら4人と、体験ダイビングのカップルの二人乗ってショップへ向かいました。
車内では、PPRはハネムーンかカップル/夫婦で泊まる所で、友人グループで泊まる場所じゃない(笑)とか、奥さんダイバーなのにお留守番なんですか?とか、いろいろんな話をしていたらショップに到着しました。

お店の中に案内されてテーブルの所に座ると、担当してるTOMOYAさんからショップ内の施設やダイビングの説明、そしてサンゴを傷つけないようにゲージ類をぶらぶらさせないようにしてくださいとかカレントフックを使いますと言ったサンゴセーバープロジェクとの説明を受けた後、事前にもらって昨晩記入済みの申込書を渡し、最後にパラオでは必須のダイビングパーミットを受け取りました。

ウエットを着て船に乗り、器材をセッティングしたりウエイトをもらったりして全員の準備が整った頃に、今日のクルーの紹介があり、その後出航しました。
朝起きた時にあれだけ晴れていたのにクルーズコントロールに着いた頃には雨が降っていて、ポイントまでの間半袖のTシャツではちょっと寒かったです^^;。

1本目「ジャーマンチャンネル」
チェックダイブを兼ねた1本目はいきなりマンタで有名なジャーマンチャネルでした。
ただ、下げ潮いっぱいの時間なので透明度は良くないだろうという事と、さらに今の時期はマンタの遭遇率はあまり高くないのであまり期待しないでねという事でした。
今回ボートには俺らを含めて11人乗っていて、俺ら4人ともう一人の5人はTOMOYAさんではなくパラワンのスティーブがガイドでした。
エントリーしてみると、たしかに言われた通り白っちゃけていて南の島という透明度ではないです。マンタのクリーニングステーションに到着してしばらく待ってみましたが現れなかったので、あきらめてぐるっと回ってエントリーしたブイに戻って来ました。浮上すると潮止まりで表層が温められていたのか、水面から1m位はまるでお風呂のように温かかったです。マンタは出ませんでしたがイソマグロとかネムリブカとかはいたので、たしかに魚は多いなという感じでした。

ボートをリーフの上の海面の静かな場所に移動して、船上で昼食を取りました。お弁当はいわゆる幕の内弁当のような感じで四角いお弁当箱に入った御飯のお弁当でした。御飯は日本と同じお米で普通に美味しかったです。
食後に休憩している時間にTOMOYAさんと「深夜便だったから眠いでしょう?」「でも、9時半ピックアップだったので思った以上に寝られましたよ」とか、「関西出身なので伊豆に潜った事が無いんですよ」「逆に僕は関西潜った事無いんですよ」とか、「大学が高知だったので柏島によく行ってました」「僕も一度行った事がありますが良い所でうが結構時間かかりますよね」とか、そんな話をしていました。

2本目「ブルーコーナー」

これまた超メジャーポイントですが、初日から行くとは正直思っていなかったので嬉しいようなちょっと焦ったような感じでした。しかも、今のブルーコーナーはMAXをレベル5とするとレベル3くらい流れているとの事でしたので、後者のがちょっと大きかったかも。なぜならS姉さんとH君は100本強、KっちはSSIのアドバンスを取ったばかりで24,5本、S姉さんは小笠原のマグロ穴とかへも行っているのでがん流れは経験済みですが、後の二人はがん流れは初めてなのです。この事は事前に連絡してありましたが、とはいえこの二人が慌てずに潜れるのかがちょっと心配でした。カレントフックを使うと言う事でお借りして、使い方を教わってエントリーしました。
入ってみると言われた通り結構流れていて、アップカレントでコーナーの外側/下にいる人のエアーが頭の上を流れて行いきます。ブリーフィングでは逆ロッククライミングをしてドロップオフにぶつかる流れが弱まった所で沖に出るという事だったのですが、スティーブは棚の上を岩を伝って横に移動するルートをとりました。ありゃそう行くのかいと思いつつ、岩つたいに横に移動するとギンガメの大群登場です。久しぶりに見るギンガメの大群。2本目にしてもう逢えるとは。しかし僕らの前まで来る事無く向こうへ流れて行ってしまいました。
ドロップオフの縁へ行って、カレントフックをかけました。アップカレントでしたのですぐに凧あげ状態になりました。これ楽で良いいですね。何が良いって両手が使えるのでビデオ撮るのが楽です。「流れのあるポイントはみんなこれを使ったらいいのに」と言う感じです。ドロップオフをグレイリーフシャークやホワイトチップがぐるぐる回り、チョウチョウウオが乱舞し、時々ブダイやらのこれまた大群が通って行くのを眺めていました。
しばらくしてスティーブがフックを外してドリフトするよというので、フックを外してドリフト開始しました。棚の上にいくとさっそくナポレオンが登場です。ロウニンアジと仲良くランデブーしてました。
その後、ナンヨウカマスの大群が棚の上をゆらゆらしていました。最初バラクーダ?と思ったのですが、あまり悪人面?ではなくて普通にカマスと言った感じだでした。
最後棚から出て深度を浅く取るまで、あっち見てもこっち見ても魚影が無い場所が無いというくらい魚が沢山いて、パラオは魚影が濃いと言われるのを納得しました。たしかにこれだけ魚影が濃いとパラオのリピーターが多いのもうなずけますね。

ボートに上がって、がん流れ初体験の二人に聞いたところ「怖かったけど楽しかった」と言っていました。パニックになったりしなかったのでよかったよかった。

器材をちょっと片付けてサービスへ戻りました。帰りは持っていっていたラッシュガードを着ていたら朝程寒くなかった。

サービスに到着して3本目行きますか?と聞かれたけど、昨日深夜便だというのもあったので今日はやめました。ゴールデンウィークという事とTOMOYAさんが3本目に出るという事で「今日のログは書いておきますので明日お渡します」といわれたので、シャワーを浴びて器材をざっと洗ってホテルへ送ってもらいました。僕以外の3人はホテルのビーチでスノーケリングをすると言って3点セットを持って帰りました。

ホテルへ戻って夕食はどうする?と言う話になりました。どうする?と言ってもPPRのレストランで食べるか、町へ出るかの二つしか選択肢はないです。PPRはパラオの繁華街のあるコロール島の隣のアラカベサン島にあるので、繁華街へはシャトルバスで行くか、タクシーで行く事になります。シャトルバスは1時間に1本で、繁華街を9時に出るのが最終です。スノーケリングもしたいし、部屋へ戻ってシャワー浴びたりしているとシャトルバスは乗れても6時にPPRを出るのにしか乗れないので、それだとあまりゆっくり御飯を食べていられないだろうという事で、夕食はPPRのレストランで食べる事にしました。

3人がビーチでシュノーケリングするというので、僕もホテルで食事をするのなら慌てる必要も無いので一緒にビーチへ行きました。ここまできてH君がマスクを持って来ていない事が判明しました(笑)。でもせっかくだからと泳いでいました。
僕はビーチ沿いのヤシの木にハンモックが掛かっていたので、それに寝転んで空を眺めてのんびりとしたり、ビーチでヤドカリでもいないかな?とぶらぶらしていました。

部屋に戻ってシャワーを浴びてゆっくりした後にレストラン「ココナッツテラス」へ行きました。アラカルトとビュッフェとどっちにする?と聞かれたので、ビュッフェにどんな物があるかをチェックさせてもらってビュッフェにしました。S姉さんがパラオのガイドブックにローカルビールには4種類の味があると載ってたと言うのでメニューを見ると「Red Rooster」と言うローカルビールがありましたが、味はライトとダークとの2種類しかありませんでした。でも、とりあえず飲んでみようよという事で、それぞれを頼んでみました。
飲み物を頼んでおいてビュッフェへ食事をとりに行きました。ビュッフェは毎日テーマがあるようで、今日は「シーフードナイト」と言う事で、ロブスターとイカを鉄板で焼いた物がメインとして用意されていました。ロブスターは身を殻とるのが面倒だったのでやめて(笑)イカの鉄板焼きは食べてみる事にしました。シーザーサラダを自分でまぜまぜして作るようにでっかい木製のボールにスプーンとヘラが用意されていたので、作ってみたらレタスを思った以上に入れてしまってお皿にてんこもりになっちゃいました(笑)。お刺身とかいろいろお皿に乗せて席へ戻ると飲み物が来たので乾杯しました。
Red Roosterのダークは黒ビールのような感じでライトが一般的なビールと言った感じでした。僕はライトのが好きですね。食事は自分でまぜまぜしたシーザーサラダもおいしかったですが、個人的に一番ヒットだったのはパンでした(笑)
ちなみに右の写真はRed Roosterではなく、H君が年末のロタに引き続き今回もいろいろなカクテルにチャレンジしたのですが、そのうちの一つ「Shark Attack」です。サメの人形付きでした。

食事を終わって部屋に戻ると携帯電話に着信が入っていました。番号が通知不可になっていたのですが、多分かけてくるのは妻だろうと思って電話したらあたりでした。今回、彼女を通じてダイビングの手配を頼んであったので、今日ちゃんと潜れたかな?という確認の電話でした。ちゃんとホテルに着いた時に連絡が着ていた事、今日はジャーマンチャネルとブルーコーナーに潜って、ジャーマンチャネルでマンタはいなかったけど、ブルーコーナーではレベル3の流れの中みんなちゃんと潜ったよという話をしました。

さすがに昨日夜行便で来て今日ダイビングして疲れていたので、ビールのまわりも早く眠くなってしまったのではやばやと寝てしまいました。


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