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−−− 16日目(6/30) −−− |
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積算距離:km 最高速度:km/h 走行距離:km/day 7時半過ぎにフロントへ降りると誰もいません。インターホンで呼べばいいのでしょうが、室内では何も使ってないし、キーを返すだけだからと思って見ると、フロントの脇にキー返却口なるものを発見。 なら、これで返せば済むな、と考えた私はキーを返して出てきました。 出発は8時。 最初の第12番に着いたのは11時過ぎ。35キロほどだったと思いますが、最初はノッていたのに、第12番はとてつもなく高いところにありました。 9時前ぐらいに山のふもとにいた私、 「あ。あんな高いところに家が建ってる。凄いところに住んでる人がいるもんだな」 その2時間後、その家の脇を通る羽目になろうとは、つゆぞ思いませんでした。 ちなみに第12番はその家の更に上にあります。 箱根も辛かったけど、ここは道も悪いので更に疲れます。 諦めて途中から徒歩専用の遍路道に切替えました。 当然漕げませんが、距離は車用の舗装道路に比べて半分から1/3程度。あっという間に着きました。 しかも途中に綺麗な水汲み場らしきところを発見。これでだいぶ回復しました。 …初めからそっちで行けば良かったようです。 私の汗だくの格好を見て寺の方は、 「歩いて来たの?」 「いえ、自転車です」 「そう、ご苦労様です」 やはり驚いていたようです。 そして、降りる時になって気付きました。私は朝食を摂ってません。余計に辛かったわけですね。 と言うことで途中の店でパンとカフェオレ。少々足りませんが、パンは瞬発的な活力になります。 その後も若干の高低差はありましたが、思った以上にすいすいと進み、また13から17が極端に近いこともあって最終的には予定も希望も上回る19まで行けました。 途中、お遍路さんたちとの短いながらも楽しい会話を楽しみ、昨日の予定通り小松島千歳YHに予約。 そこからレストランへ直行、1000円+500円の夕食を取り、南小松島を散策。何でこんなにタヌキがいっぱいあるんでしょう。 なんでも阿波狸合戦の遺跡がどうとか。 YHは場所は迷いませんでしたが、分かっていなければ通り過ぎてしまいそうなこじんまりとした位置にあります。 無事に到着すると、なんとYHは呼び難い、普通の家。 ああ、そう言えば昔家族で良く言った海の側の宿がこんな感じの、普通の家を改造した様相でした。 そう言えばここも港ながらも海の側。似たものがあるんでしょう。 YHの本を見る限り星1つなんで、そんなに酷いのか?と思いましたが、確かに最近の清潔なホテルに慣れた人には嫌われやすい感じかもしれません。 談話室らしきものもないのでYHとしての機能もしてないようですし。 昔ながらの旅館、民宿と思えば、私は結構好きですが。 ここには大量の漫画雑誌があります。ただし、ちょっと古目で順番に揃っていない。 それでも大まかな流れは分かりますから結構読み応えはあるようです。 さて、明日は朝7時に出て第20番から第23番までの100キロを走る予定。 第23番は日和佐にあります。日和佐には昔、YHがあった筈なのですが…。YHのホームページには載っているのに、本には載っていません。何故でしょう。 いずれにしても明日は野宿の予定。本当は今日も晴れているので野宿にするべきだったんでしょうが、体力のことを考えるとどうしてもね…。 心配なのは週間予報で曇り時々雨が3日続いていたこと。夜、降られると辛い。 これを打っている間、天気予報を見たいのですが、ここでテレビを見るにはお金を取られるんです。如何にも古い民宿風ですね。ということで明日はラジオ必携かな。 |
....つづく |
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