口臭治療の問題点
口臭治療の問題点と対応する医療機関

自費治療と口臭治療の関係

現在行われている口臭治療の問題点と見捨てられてきた自臭症患者

アテイン(口腔内ウレアーゼ活性測定器)とハリメーターについて

口臭測定器の結果について

現在の口臭治療の現実的問題点−自臭症への対応の遅れについて

口臭が一般歯科治療で解決する予想確率と原因について−歯医者の評価と家族の評価の違いについて

大学病院の口臭外来で「治療の必要は無しと言われる口臭」について

現在の口臭専門治療の矛盾

なぜ口臭を抱えていても病院では口臭を否定されるのか?

「なぜ病院の先生は患者の訴えを信じないのか?」の問題点

口臭治療の必要性のアピールと啓蒙活動について

   

口臭測定器の結果について
かなり悩んでいます 名前:えみ 11/5(月)22:20 

本田先生お返事ありがとうございました
先生のアドバイス、口腔生理機能の低下、精神的ストレスが重なってしまっているのは同時進行で解決できれば改善はできるのですよね
今通っている口臭外来では口臭測定器では測定してくれますが先生は臭いをかいでくれているかどうか会話をするときに先生にはわかるとは思いますが私も聞くのもためらってしまっています。でも予約は行くたびとるので治っていないですよね。それに治療は歯茎の掃除がメインです
このまま口臭外来に通っていても治るかどうか不安です
もうこれ以上精神的にも悩みたくないし治したいので本田先生の病院で診てもらいたいです
予約とりたいです
かなり先になってもかまわないので気長に待ちます
今家で自分なりに気をつけていることは食事をなるべく和食中心にしていること、朝起きたときの歯磨き、食後の歯磨き、夜寝る前の歯磨き、水分補給、舌の運動(自分流になっているかもしれませんが)です
後口腔生理機能の改善の為に他にもできることがあったら教えてください
本田先生の所で予約が取れるまで家で出来ることは続けていきたいです
後気持ちのケアーが自分ででもできるといいのですが

RE:かなり悩んでいます 名前:HONDA  11/5(月)23:08
>口臭外来では口臭測定器では測定してくれますが先生は臭いをかいでくれているかどうか会話をするときに先生にはわかるとは思いますが私も聞くのもためらってしまっています。

口臭治療でもっとも大切なことは、直接的な患者さんの口臭の感覚レベルが様々な条件でどの程度であるかについて正しく患者に伝えることです。

ほんだ歯科では、幾通りかの方法で、複数の人による徹底的な官能的な検査を行います。また、口の中の臭いなのか、息のにおいなのかも、実際に鼻でかいでみないとわかりません。これが患者さん自身が、わからないために不安になるのです。

機械的検査では、実際に、どのような口臭が臭っているかはまったくわかりません。また生理的な口臭や自臭などは測定できないこともあります。

口臭測定器といっても、現在の口臭外来で使用している測定器は、実際の口臭を確実に診断できるものではないのです。あくまでも、参考程度の情報にしか過ぎません。口臭治療には、いろいろな考えがあると思いますが、あなた自身の抱えている治療上の不安については十分アピールすることが大切でしょう。ほんだ歯科では機械的口臭測定は、システムの異なる幾通りもの方法で、口腔内ガス、呼気ガスに分けて分析していきます。

>予約は行くたびとるので治っていないですよね。それに治療は歯茎の掃除がメインですこのまま口臭外来に通っていても治るかどうか不安です

一般歯科的な治療や歯周治療と、歯ブラシ指導だけで解決する口臭はほんの少しです。
もし、その程度で治るとすれば、口臭専門治療はまったく必要はなく、一般開業の歯科医院における一般歯科治療だけで口臭は治るはずです。

また、歯医者には毎日歯科的問題を抱えた患者がこられますが、その大半の人は口臭についての深い悩みもないし口臭が問題となる人も少ないです。

別の観点からの治療が必要と考えれます。全体的問題や生活習慣的要因や精神的要因などが複雑に関係しあって口腔生理に影響を与えます。その結果が口臭です。

しかし、少なくとも口臭外来に通院されているのですから、担当の先生は専門的立場から、診断に基づく十分な見込みを持ち、計画的な治療が行われているはずですから、口臭の原因や発生の仕組み、今後の治療計画などについて十分ディスカッションされたらどうでしょう。?何の見込みもなく治療はされていないはずです。確実な診断と計画的治療方針のない治療なら成果はありません。また通常治療を行う前に十分なインフォームドコンセントを行うはずですが・・・

>後口腔生理機能の改善の為に他にもできることがあったら教えてください

ほんだ歯科での指導は、何でもかんでも、むやみに行われているのではなく、その人の生理機能や、日常生活を調べて、その人自身の口臭が起こるメカニズムを考えつつ、それに関連していると思われる能力の低下や抑制されている能力を調べたりしながら、解決に必要な機能のトレーニングや改善策を段階的に指導していきます。また、必ず評価を繰り返し行っています。したがって、これだけの情報からでは、何をアドバイスしたら良いのかよくわかりません。

いろいろな方法も、むやみに行っても意味がないし、原因と発生のメカニズムを考えながら、何をどのような手順で取り組むべきかが非常に重要になります。

まずは、自分自身の記録をとり、問題点を整理していくことでしょう。



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