口臭治療の問題点
口臭治療の問題点と対応する医療機関

自費治療と口臭治療の関係

現在行われている口臭治療の問題点と見捨てられてきた自臭症患者

アテイン(口腔内ウレアーゼ活性測定器)とハリメーターについて

口臭測定器の結果について

現在の口臭治療の現実的問題点−自臭症への対応の遅れについて

口臭が一般歯科治療で解決する予想確率と原因について−歯医者の評価と家族の評価の違いについて

大学病院の口臭外来で「治療の必要は無しと言われる口臭」について

現在の口臭専門治療の矛盾

なぜ口臭を抱えていても病院では口臭を否定されるのか?

「なぜ病院の先生は患者の訴えを信じないのか?」の問題点

口臭治療の必要性のアピールと啓蒙活動について

   

現在の口臭専門治療の矛盾

2001年8月に行われたレスより

現在の口臭専門治療の矛盾 名前:HONDA 8/29(水)23:44

>私は他臭でいるのにも関わらず医学上問題ないからといって精神科に回され、精神科で臭くないと言われる私はなすすべがありません。ますます私の状態は悪化していくいっぽうです。

精神科では、精神的負担や、問題を解決するところであって、口臭そのものを解決するところではありません。
問題となる口臭が、いつ起こっていて、なぜ、問題になるのかの理解は、現在の口臭の基礎研究の学説では、非常にあいまいになっています。
この問題を歯科医が解決できなくなると全て、精神科的問題と定義されてしまうために、患者は問題をかかえてしまったり、救済されるべき道が閉ざされてしまうのは、悲しい事です。
患者側の悩みをよく理解して、口臭の治療を本気で行おうとする臨床医が出てこない限り、今後も、問題は解決しないようにもいます。

>今度また精神科に行くのですがそのときは、医者になんて言えばいいでしょうかね。前にもさんざん言ったのですが・・・。、

精神科医に口臭のことを言っても、そのときに、精神科医が認めるべき他覚的口臭がなければ、いくら訴えても無駄でしょう。歯医者が問題ないと判定してしまえば、精神科医は病的口臭はないと判断します。その判断が間違っていたら、どうなるでしょう?
それに精神科の先生に対しては、感謝こそすれ、恨んではいけない。少なくとも、指示を守って確実に精神科医の治療を受け入れる限り、心の安息を手に入れる事はできるはずです。
口臭の問題と精神的要因は密接に関係するが、両者は、切り離して考えた方がいいのです。

口臭の研究者(歯科)は、臨床現場では、実際に官能的に捕らえる事ができないはずの生理的口臭を一方で認めているのに、何十年も苦しんでいる人が口臭を訴えても、あるいは、臨床現場では、口臭を認めにくい人の訴えは、無視されてしまうことは、矛盾ではないかと思います。
さらには、本当にちょっとくらいの口臭は、社会的容認の範囲だから、治療する必要は無いと規程します。もし、社会的容認する(誰が認めているのか、私には理解できないのですが・・・)口臭があったとして、それで悩んでいる人には、治療する必要は無いのでしょうか???
すごく、治療する側に有利な都合の良い解釈だと思います。 私の考え方に矛盾や、疑問があるでしょうか?

同じように、臨床の現場では判らないし、認められない口臭も、悩んでいない場合は、生理的口臭というし、解決できない時は社会的容認の口臭だとして放棄する。
だから、それでも悩んだ場合は精神科的問題とみなす図式こそが、口臭治療の大きな矛盾であり、問題だと思います。
ほんだ歯科の患者は、ほとんどが、そのような患者さんです。・・・私の取り組みは、きっと間違っていないと思います。

口臭治療をする先生方は、口臭で深く悩む人の悩み以上に、口臭を治せなかったことを悩まないのだろうか?
精神科的問題といいつつ、精神科では治らない口臭の存在を誰が認めるのでしょう?おかしいとは思わないのでしょうか?

だから、歯医者は積極的に口臭治療をしないはずです。巷の、歯医者の多くは、その事に気がついているので、誰も積極的にはやらないし、儲けるすべも無いから、どうしようも無いのです。もし、お金をもらって、そのような人を抱え込むと、うっとおしいと考えます。でも、実際には、口臭治療を標榜すると、そのような人がいっぱいやってくる現実があります。
私は、口臭外来を開始する前から、細々とだけど、口臭治療をやっていたから、わかるのです。


>このままじゃ自殺しか残されてる道がないような気がしてきました。

自殺するのは悔しくないですか?逃げないで、見返すくらいに、がんばればいい。いつかわからないけど、私のところに来て、治してしまえば、いいじゃないですか?それでも治らない時は、治るまで考えているし、患者を見捨てた事は一回もないです。すごく難しい場合も、色々やってると何とか、解決できています。

生きててがんばってよかったと、きっと思います。まだ、あきらめるのは早いよ。やるべきことはあると思います。がんばらなければ!
あなたは、きっと悩みから解放されます。。。。でも、私たちは、ずっと戦っています。終わりが無いです。最後は金ももらわずにやってることもあります。
もし、治せない時や満足の得られない時は、すごく悩みます。それでも、何とか戦おうとしています。

死んでも解決はしない。何も残らないし、死んであの世に行っても口臭があったらどうする?死んでからの事はどうなるか判らない。
辛い事から逃げたら、結局は、自分に負けるだけ。自分に負ける人は、口臭の解決は難しい。自分を認めないからです。


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