自臭と他臭
◆ 意識すれば感じる自分の口臭・・自臭症の起こり始め・・嗅覚閾値と自意識・・どうすればいいか?

他臭症の深刻な事例は、自臭症の深刻事例と似てくる。口臭が家庭崩壊をもたらす危険性

自臭症について-口臭とは?

自臭(鼻臭)が起こるメカニズム

鼻臭が起こるメカニズムと対応(図入り)

自臭症の典型的なパターン

仮面他臭症

自臭症について

自臭症の謎と問題

仮面他臭症の考え方

他人の病的口臭について

仮面他臭症について

自分の臭気はわからないのに他人の臭気はなぜわかる?−自臭症の謎

妻の口臭

国民の大半の人は自臭(自覚的口臭)に不安がある。国民の大半はプチ自臭症

口臭患者の大半を占める自臭症とはなにか?その本質について

日本人はどのくらいの割合の人が歯周的問題を持っているのか?」

みんなが、気にしている口臭(自臭)は、多くの口臭外来では治療対象外!!

他人には理解されない自覚的口臭・・・・自分の臭気は他人は自分とは違うように感じている

他臭症の人はなぜ自分の臭いが認識できないのか?自臭症の人の口臭は、妄想なのか実在するのか?

自臭症の人は臭いを感じることが出来ても、他人はなぜわからないことが多いのか?自臭症の人の嗅覚の不思議

   

国民の大半の人は自臭(自覚的口臭)に不安がある。
国民の大半はプチ自臭症

臭うのは間違いないのですが、、。 みさき 4/14(月)15:41

本田先生はじめまして。
私は北海道に在住の30歳の主婦です。
インターネットでページを拝見しメールをしております。
私は中学校の頃矯正をしていたのですが、歯を磨いても
口臭がなくならなくなったのは矯正の為の銀色の装置を
はずしてからです。それからある時に銀歯がとれてその銀歯が
すごく臭ったので、銀歯に問題があるのでは、、と思い
全て銀歯を新しくしましたが治りませんでした。
また、胃に問題があるのかと思いバリウムで検査も
しましたが「キレイな胃ですね〜」と言われて
しまいました(笑)歯科にも2件ほど行ったのですが、
「そんなことはないから」と言われ肩を落として
帰ってきて、そのまま、いつも気にしたまま年月が
経ってしまいました。でも、将来の色々な夢がありまして、
人と快く接する為になんとか治らないものかと思い、
ご相談することにしました。私の場合、歯茎から血がでる
わけでもなく、キレイなピンク色をしています。
なので歯科に行っても「なんでもない」と言われる様
なのですが、歯を磨いた後にデンタルフロスを使ってみると、
歯周ポケットがすごく深く、必ず臭いがつく箇所があります。
また、「ちゃんと歯磨いた方がいいよ」「たばこ吸うの?」
と言われたり、友人にさりげなく、「歯の磨き方教えてあげる」
と言われたり、舌のコケ除去をする物を頂いたことも
あります(悲)。鼻を押さえるしぐさをよくされますし、
口臭は自分ではわからないといいますが、私は鼻がいいせい
なのでしょうか??自分で口臭があるのがよくわかります。
「タバコすうの?」は初対面の人にはよく言われてしまいます。
でも私は吸わないどころか嫌いなんです。お酒もめったに
のみません。食事も和食中心で心身共に健康です。
でも口臭があるのは本当なんです。一体どうしてなのでしょうか。
実は今週歯科に行く予定ですが、昔から口臭があるのを
自覚していた為、歯のブラッシングが丁寧で歯茎がキレイな為、
歯茎だけを見て、なんの検査もせずに、また今まで通り
信じてもらえず「なんでもありませんよ」
と言われてしまうのではないかという不安があります。
私の場合通常のブラッシングで治る様なものではなく、
本当に専門の方に見てもらわなくては絶対にわからない
ものの様なのですが、、、。
長々と書いて申し訳ありません。
大変お忙しい事とは思いますが、
どうぞ宜しくお願いいたします。


国民の大半の人は自臭(自覚的口臭)に不安がある。国民の大半はプチ自臭症 名前:HONDA 4/15(火)01:48

>ここへ来ると、「私だけじゃないんだ」と思い、そし勇気づけられ、前向きに治療しようという威力が沸いてきます。
>「そんなことはないから」と言われ肩を落として帰ってきて、そのまま、いつも気にしたまま年月が経ってしまいました。

全然心配要りません!あなただけではなくて、自臭(自覚的口臭)を気にしている人は、日本ではかなり多いのです。
4000人くらいのあらゆる年代の人を対象とした、口臭に対する意識調査の結果では、次のようになります。



つまり、自臭(他人がわかるかどうかを別にして、自覚する口臭=本人が気になる口臭)を気にしている人は、「時々」の人を含めると80パーセントの人が気にしています。国民の大半がつまり「プチ自臭症」なんです。

20パーセントの人は、常に悩む「治療を期待しているかもしれない自臭症予備軍」なのです。ただ、口に出して相談したり話題にしないだけなのです。

口臭治療をして欲しいと受診してくる患者の90パーセントくらいの人は、日頃から歯磨きに気をつけ、歯医者も既に受診している、まったく一般歯科的な問題のない人たちで、むしろ、口腔衛生に非常に関心の高い人たちなのです。
中には、誰にでもある生理的口臭や、自分しかわからないような微細な臭気に悩む人もいます。

でも従来の口臭治療をやっている先生や多くの口臭外来では、一部の歯科治療で解決する病的口臭を除き「気にしないように」指導します。「誰にでもあるから、気にするな」と彼らの価値観を押し付けられます。治療する側は、他覚的口臭を問題にし、患者は自覚する口臭を問題にしているのですが、立場が違うので、双方が全くかみ合わないのです。治して欲しい口臭と、治そうとする口臭が違えば永遠にかみ合いません。

また、自覚的口臭でこんなに悩む人がいるのに、他覚的口臭がないからといって、精神的な問題として扱われたり、放置されたままになるのです。生きていく希望まで見失う人もいるのです。口臭医療は、悩める人に希望を与えるべきなのに、大方の人に失望を与えてしまう結果になるなら、やらないほうがましです。

自覚する口臭と、他覚的な口臭が違うことも理解されていないし、世の中の口臭で悩む人たちが治療を望んでいるのは、自覚する口臭(自分が気になる口臭=自臭)であって、先生がわかる他覚的口臭でないことの方が多いのということが口臭治療研究者や臨床家に理解されていないのです。多くの口臭の専門家や研究者の大半は歯周病は歯周病や専門の学者や予防の専門家が多かったので、どうしても、歯周病や一般歯科的な問題に終始してしまうのではないかと思います。また病気を見ても人を診ていない可能性があります。

叉、口臭治療は、現在歯科医が独占して治療に当たっているのですが、実は耳鼻科的な要因や、内科的要因、色々な要因が関係して口腔生理に影響を与え自覚的臭気に結びつにもかかわらず、歯科以外の領域の先生方の口臭治療への参入がないことも問題です。本当は複合的な知識や臨床経験が必要なのです。
耳鼻科や内科の先生が書いている口臭についての記載は、確かに興味深いです。嗅覚の生理からの口臭の解析も非情に重要なのです。

実際、歯周病や虫歯だけでは口臭は起こらない(歯医者の待合室に行けばわかります。一般患者の口臭が問題になることは少ない。)し、口臭測定して歯科治療で完治する口臭の悩みで来る人は非常に少ないから、患者のニーズと現在の口臭治療の方向性が全く違うし、双方の価値観も違うのです。


RE:臭うのは間違いないのですが、、。 名前:HONDA 4/15(火)01:50
>歯を磨いた後にデンタルフロスを使ってみると、歯周ポケットがすごく深く、必ず臭いがつく箇所があります。また、「ちゃんと歯磨いた方がいいよ」「たばこ吸うの?」と言われたり、友人にさりげなく、「歯の磨き方教えてあげる」と言われたり、舌のコケ除去をする物を頂いたこともあります(悲)。

歯医者が問題にしない、歯と歯茎以外の歯科的な問題があるからです。

>でも口臭があるのは本当なんです。一体どうしてなのでしょうか。


色々な理由が考えられます。叉、持続する不安などの精神的な問題も、自律神経を介して瞬時に口腔生理に影響を与えます。
不安になればなるほど、状況は悪化するのです。
その病態が、自臭症自体を精神的な病態と勘違いされてしまうのです。

>実は今週歯科に行く予定ですが、昔から口臭があるのを自覚していた為、歯のブラッシングが丁寧で歯茎がキレイな為、歯茎だけを見て、なんの検査もせずに、また今まで通り信じてもらえず「なんでもありませんよ」と言われてしまうのではないかという不安があります。

現状では、口臭治療を担う歯科医の口臭に対する認識が変わらない限りは、同じことですね。解決策は口臭で悩む患者にたくさん接することなのですが・・・

>本当に専門の方に見てもらわなくては絶対にわからないものの様なのですが、、、。

現状では、大学病院でも患者が説明に納得しない場合は、自臭症は精神的領域の病気として扱われると思います。
でも、非常に稀に精神科的な治療で改善することもあり、できれば、自臭症に対応できる口臭外来を当たって見られることも重要かもしれません。



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