仮面他臭症

名前：あつ　9/26（水）04:57　

はじめまして。
口臭ノイローゼで１０年以上悩んできた者です（指摘もされてきた他臭症です）。
勇気を出して歯医者に行った所、重度の歯槽膿漏で、抜くしかできないと言われ、３か所ブリッジにしました。一応、歯周病の治療もひととおり終わって、自分で感じていた口臭もかなり軽減されたように思うのですが、重度の歯槽膿漏は自分で気がつかない口臭が特徴、とあったので、とても不安です。
重度でも、さらさらの唾液が出るようになり、舌苔が少なくなれば口臭なしと思ってよいのでしょうか？重度の人間が自分で口臭なしと判定する方法はないのでしょうか？ここに書かれてあるトレーニングもやり、明らかにいい兆候になってきていると思うのですが、「重度は自分で気付かないのが特徴」というのが引っ掛かって、まだノイローゼから抜け出せません。
人にはどうしても聞くことができません。

RE:　名前：HONDA 　9/26（水）09:40

私は、口臭で悩む人たちの臨床的な分類として、単純に次の３つに分類しています。このように分類すると治療をする時に非常に問題が明確になるからです。

ココを参照。

①他臭症
他人がはっきりとわかる口臭に悩む患者で通常口臭を自覚していない。→原因となる疾患の治療で完治します。
②自臭症
自分で口臭を自覚して悩む患者。多くは他人は認知しにくい。→自覚的口臭や生理的口臭の無臭化で完治。
③仮面他臭症
最初は他臭的な悩みであるが、治療により他臭が解決した後に自臭症に陥る。→他臭症の治療後に自臭症の治療を行う。

あなたは、私の分類では③の仮面他臭症と思われます。
あなたは、他臭症問題を克服し、その後この掲示板などの情報によって明らかに自覚できる改善を感じておられるのですから、全く心配ないでしょう。
新たな不安は自臭症に陥る危険性があります。

過剰な不安は禁物です。この掲示板に書いてある事を実践すれば問題ないでしょう。明るい気持ちで頑張ってください。又、歯周病治療後は定期的な歯科医院での専門的な歯周管理を行ってください。そうすれば万全でしょう。その折には、必ず歯科医に口臭があるかないかのチェックを受けておくとさらにいいでしょう。