歯みがき・うがいについて
甘いものを食べた後の口の処理と医学的根拠にもとづく歯磨き方法

ブレスケアとブレスコントロール

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歯みがきの界面活性剤///朝日新聞

口臭と歯磨き

口臭に有効なうがい

歯磨きについて考える

デンタルフロスが臭いことについて

食事後の口臭の悩みに対する対応策と、口腔生理学的な考え方

食後の歯磨きの意味と方法について

過剰な歯磨きは逆効果

寝起きの口臭はなぜ起こるか?どうすれば起床時口臭は少なくできるか?食後の歯磨きについて

飲食後の口腔内のpHの変動・・および、口臭を引き起こさない口腔内のケアーあり方について

歯磨きの意味について・・飲食後の口腔内ケアーの重要性と従来法の無駄
   

歯みがきの界面活性剤///朝日新聞
歯みがきの界面活性剤///朝日新聞 名前:HONDA 7/13(火)19:31

10回ゆすいでも口内に残る

歯みがきに含まれている界面活性剤が、何回ゆすぐと、口の中に残らなくなるか
18日、枚方市磯島北町の私立公害水質分析室で、小学生と母親12組がこんな実験をした。10回ゆすいではき出した水でも、3ppmの界面活性剤が検出される歯みがきがあり、「こんなに落ちにくいとは・・・」とびっくりしていた。
市公報課が開いた「動く市民教室」の夏休み特別企画。各家庭で使っている歯みがきを持参。12人の小学生がこれでみがいて、ゆすいだ水に試薬を入れ、色の変化で界面活性剤の濃度を調べた。
その結果、3回目のゆすぎ水は最高5ppm、10回目でも3〜2ppm検出した製品が数点あった。2組の親子が持って来た「せっけん歯みがき」だけが濃度ゼロだった。
界面活性剤は、脂分を分解して、汚れを落とす力が強い。このため、洗剤のほか、「せっけん歯みがき」を除くほとんどの歯みがきにも使われている。合成洗剤追放運動をしている消費者団体は「毒性など安全性に疑いがある」として、歯みがきからも界面活性剤をなくすよう呼びかけている。
公害水質分析室の職員は「毒性については諸説があり、危険かどうかなんとも言えないが、念入りに口をゆすいだ方が安心でしょう」と話していた。

水道水の水質は、水道法で、界面活性剤の濃度が0.5ppm以下と決められています。しかるに、歯をみがくと、口内の合成洗剤濃度が2000ppmになってしまいます。水道水の4000倍の毒性という驚くべき状態です。
   @歯茎から血がでていたりすると、血管から界面活性剤が体内に滲み込みます。
   @上記記事にあるとうり、界面活性剤の残った水を飲むと毒が体内に入ります。

1988年(昭和63年)8月19日金曜日の朝日新聞記事より

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ここからHONDA説

界面活性剤を取り除こうとして、うがいすればするほど食後の唾液は喪失して、口腔内の乾燥を進めると同時に、舌表面には、歯磨きでは取り除くことのできなかった食べかすが大量に残っているので、口腔内は酸性化して虫歯になりやすくなるとともに、口臭が起こりやすくなる。
その上、歯を削っていくので、知覚過敏になっていく。

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食後は、口腔内の細菌数はほとんどゼロで、プラークも存在しない。
食後の唾液は喪失してはいけない。
口腔内を酸性化して、虫歯活性を高め口臭を引き起こす、食べかすや飲みかすは、歯の表面や隙間にあるのではなく、全体の90パーセント以上は舌の上にある。
したがって、飲食後の口腔内ケア方法は、微生物学的にも、口腔生理学的にも口臭対策室に示した、水による口腔内ケアー方法がよい。
歯磨き剤を使って、食後に歯を磨く医学的根拠はほとんどない。かえって有害といえる。

それよりも、飲食のたびに口腔内がpHの変動を起こすので、そのたびに水による処理をした後に、浄化作用と殺菌性が強く、口腔内の乾燥を防ぎ、pHコントロール能力の高い唾液を確保することが重要である。

歯を磨くときは、医学的な根拠や、生理学的な根拠をただしく理解して、歯磨き剤に含まれるミントや清涼剤や、合成界面活性剤(合成石鹸)に惑わされないようにすることが重要。


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